本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
「せっかく力を入れている英語の勉強、無駄とは思いたくない」
そんな方に向けて書いています。
私はこのサイトを通じて、一日でも早く満足いく英語力を身につけるための学習法をお伝えしています。そのほとんどは私の経験則に基づくものであり、根拠がないと言われればそれまでです。
しかし、英語が上達するかどうかというのは学習法そのものよりも取り組む姿勢の方が大事です。この点については全ての人に共通します。だからこそ、訪れてくれた方には「よし、頑張ろうと」思ってもらえるように努めているつもりです。
と、こうして英語学習サイトを運営するなど、大学2年になる冬にアメリカへ留学した頃は想像さえしていませんでした。でも今このようにまた書いています。そして、ありがたいことに読んでくれる方がいます。
英語の勉強は決して無駄はなりません。今回はこのテーマで記事をお届けしたいと思います。
どうぞ、最後までお楽しみください。
打ち込むこと自体に価値がある
- 仕事で必要ないなら英語の勉強なんて無駄
- 年に数回もない機会のために英会話にお金と時間を使うのは無駄
私はそうは全く思いません。
少し昔話をさせてください。私は留学先で同級生の女の子と仲良くなりました。日本人です。
ピアノが得意というので「弾いてみてよ」と軽い気持ちで頼んでみました。そのとき彼女が弾いたのがこの曲です。
あのときの衝撃は今でも覚えています。
すかさず「何でプロ目指さなかったの?」と聞くと、実際にプロになるまであと少しだったと答えました。しかし、不運にも手首を負傷し、諦めざるを得なかったそうです。
彼女はプロになるために幼少の頃からピアノを猛練習し続けました。そしてあと一歩のところでプロにはなれませんでした。では、彼女がピアノに費やした時間は全て無駄だったのでしょうか?
最近読んだ書籍でとても胸に響いた言葉がありました。
「失敗を恐れずに全力で取り組めばいい。成功すれば万々歳、例え失敗したとしても君に反骨心というプレゼントを与える」
一度本気で何かに打ち込んだ経験がある人は強いです。人には想像もできないような努力ができるので、他のことで成功する可能性が高くなります。
先ほどの彼女もそうです。留学でしっかりと英語を身につけ、大学卒業後は大手ジュエリーブランド会社に就職し、その後は外資系コンサルティング会社で活躍しています。
英語に打ち込んだ時間は決して無駄にはなりません。英語を習得し世界を飛び回るような存在になれれば万々歳、仮に英語とは離れてしまうことになっても、努力という技術は他で必ず活かされます。
「英語を勉強して良かった」と感じる瞬間は後からやってくる
これは私自身の体験ですが、英語を勉強して良かったと感じる瞬間は後からいくらでも見つかります。
アメリカに渡ったばかりの頃は「英語が話せたらいいな」位にしか思っていませんでしたが、厳しい現実に直面し必至になって少しだけ英語を身につけた頃、偶然親友と呼べるアメリカ人との出会いに恵まれました。
当時の奮闘している様子はこちらの記事で書きました。よければご覧ください。
本当は留学も終わりの頃で「英語の上達もここまでか」と諦めかけていました。そんな時に出会い、必至で身につけたわずかな英語力があったからこそコミュニケーションが取れ、「もっと英語で話したい!」と心から感じるチャンスに恵まれました。
また、大学卒業後は英語とは関係ない職に就きましたが、やっぱり英語を使った仕事がしたいと決めるとエンジニアという想像もしなかった仕事も見つかりました。
そして最近は、英語で話す機会がほしいと思うと「HelloTalk」という最高の環境が見つかり、今では毎日英会話を楽しんでいます。
「英語を覚えても使う機会なんてない」
こんな意見がありました。しかし私からすれば、使う機会はこちらから見つけに行くもので、その気になればいくらでも見つかるということです。
直接人と話す機会を見つけてもいいですし、世界に溢れる英語で書かれた情報にアクセスもできます。また洋画や洋書もより深く理解でき、人生がより豊かになる時間が過ごせます。
旅行で来た海外の人たちに日本を案内する機会に恵まれれば、社会的価値まで感じることができます。
このように、英語を勉強する意味というのは、最初はわからなくても後から見つかる場合も大いにあります。それは、想像さえしていなかったことかもしれません。
せっかくやる気になって始めたのなら、満足いく成果を手にするまで続けてみてください。少なくとも、注いだ努力は決して無駄にはなりません。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。