日本のお祭りを英語で説明するには?【英文作成の手順を紹介】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

先日オンライン英会話で高山祭を紹介しようとして撃沈したのを理由に、備忘録も兼ねて日本の「お祭を英語で伝える方法」を記事にしたいと思います。

海外の人と会話すると日本について聞かれることも多いのですが、特に日本特有のものを適切な英語で表現するのは結構難しいです。

自然な英語で日本について話すにはどうすればいいのか?

そんな時に役立つ情報をお届けします。

ぜひ参考にしてみてください。

まずは日本語で徹底リサーチ

「英語で話せなかった」と感じたとき、では日本語なら完璧に説明できたのかと振り返ると案外言葉に詰まることも少なくありません。英語以前に、そのテーマについて十分な知識を身につけておく必要があります。

例えば私が伝えたかった高山祭について高山市の観光サイトで調べると、歴史から祭の様子まで詳しく解説されています。起源や年号などを話しても相手も退屈でしょうから、興味を引きそうな内容だけいくつか選んでおきます。

自然な英語で表現するための2つの方法

伝えたい内容が決まれば英文を作成するのですが、方法は2つあります。

自力で作成して添削を受ける

一つ目は辞書や翻訳ツールを駆使して自力で作成する方法です。まずは今の文法力で自分なりに英文を作ってみます。

ただ、このとき困るのが複数の英語がある場合です。高山祭を説明するのに欠かせないのは、煌びやかな装飾が施された大きな「屋台」なのですが、オンライン辞典でしらべると「stand、stall、booth」とありました。

どれが適切かは判断に難しいので、一旦は一つ選んで文を完成させます。この辞書を使って文章を作る方法でも、ある程度伝わる英文ができあがります。少なくとも、レッスン中に思いつきで話すよりは詳しく説明できます。

しかし多くの場合、伝わっても不自然な表現になることが多いです。そこで役に立つのはネイティブによる添削です。添削は正しく自然な英語表現を身につけるためにとても効果的です。

今では言語交換アプリを使って英語が母国語の人から無料で添削を受けることができます。

【おすすめ】日本を紹介する海外サイトの活用

添削はひと手間かかりますが、日本を紹介する海外のサイトを参考にすれば、より簡単に素早く必要な英語表現が見つかります。ネイティブが書いているため、正しいのはもちろん伝わる自然な表現を学ぶことができます。

例えば「japan-guide.com」というサイトには日本全国の名所に関する情報がたくさん掲載されています。もちろん高山祭に関する記事もあり、あの時どのように伝えるのが正解か一目でわかりました。

先ほどの「屋台」についてですが、このサイトでは”festival floats”と表現されていました。調べてみると、floatはお祭りの山車やパレードで見る乗り物を表す言葉で、高山祭のメインである屋台を伝えるには最適な言葉でした。

その他にも「日本三大美祭」を表す“one of Japan’s three most beautiful festivals”や、宵歳では屋台が古い街並みをゆっくりと進んで行く様子を表わす“In the evening of the first day, the festival floats are pulled through the streets of Takayama’s old town”など、高山祭を伝えるのに最適な英語がたくさん見つかります。

このようなサイトを最大限活用しながら自分の言葉も加えていくことが最も効率的だと感じました。

日本を紹介するサイト2選

日本を紹介するサイトも、一つだけではなく複数のサイトを参考にすると様々な英語表現を学ぶことができます。

最後に、日本について英語で情報発信するサイトをご紹介します。

【】内のサイト名をタップまたはクリックするとサイトへ移動します。

【japan-guide.com】

北から南まで日本に関する情報を世界に発信しているサイトです。寿司から観光地と、日本について英語で伝えたい際に大変役立ちます。

【matcha】

matchaは日本の企業が日本について世界に発信するサイトです。このサイトの良い点は、同じ記事があらゆる言語で公開されているところです。

英語だけだと「日本語でこの言葉を表しているのだろう」と推測するしかないのですが、日本語の記事もあれば正しいとはっきりわかります。ネイティブが監修しているので安心して参考にすることができます。

「海外の人と話すときは日本の代表」とも言われます。日本の魅力を英語で伝えることができれば英会話もかなり充実します。

今回の記事が参考になれば幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。