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「英語が話せたらかっこいいから」
「将来仕事で役に立ちそうだから」
このような理由で英語を始めても、モチベーションを維持するのは難しいかもしれません。
とは言うものの、目的を明確にしようと思っても特に思いつかない。当に私がそうでした。英語を習得するためにアメリカへ留学しましたが、そんな曖昧な目的では全く上達しませんでした。
しかし、そんな経験を通じて学んだのは「目的がなくても英語は上達できる」ということです。明確な目的がないと駄目なのか、そのように感じているなら、この記事を読むことで新たな視点が見つかるはずです。
英語学習を続けるモチベーションにしていただければ幸いです。
それでも目的はあった方がいい【見つけ方のポイント】
もちろん、英語を勉強する目的はあるに越したことはありません。明確なゴールは、特に伸び悩んだときにこそ自分を支えてくれるからです。
そこで目的の見つけ方のポイントをお伝えします。
例えば、英語を学ぶ理由で多いのは「海外旅行を楽しむため」です。ただ、これだと曖昧すぎて何をすれば良いのかわかりません。
- 英語で買い物ができるようになりたい
- レストランの予約や注文ができるようになりたい
- 現地のバスが乗れるようになりたい
このように具体的に英語を使って何をしたいのかはっきりさせると、「じゃあ買い物で必要なフレーズから練習しよう」とやるべきことが明確になります。
これはビジネス英語でも同じです。あるサイトが実施したアンケート調査では、英語を勉強する目的の1位は「仕事のため」でした。
こちらについても、「単に仕事に有利だから」だけでは何から始めたら良いかわかりません。
- プレゼンテーション
- 電話やメールのやり取り
- ビジネスの交渉
など、予め自分に必要な英語を明確にしてから集中的に学ぶことが大切です。
ここからは、どうしても目的が見つからない場合の対処法をお伝えします。「英語が話せるようになりたい」という理由だけでも、高いモチベーションを維持するコツがあるのです。
目的がなければ〇〇を決めて〇〇〇〇を獲得!
アメリカにいるにもかかわらず全く上達を感じていなかった私でしたが、ある2つの要素によって英語力の確かな伸びを実感しました。
“期限と成功体験”
です。1ヶ月で英語力を伸ばすと決め、ひたすらスピーキングを練習したことでその後の自信に繋がる成功体験を手にしました。
成功体験は何よりものモチベーションです。前よりも英語が聞き取れるようになった、話せるようになったと実感するのは、英語に楽しさが加わる瞬間です。
明確な目的が見つからなければ、期間限定で集中的に英語に取り組むことをおすすめします。たった1ヶ月でも十分、上達は実感できます。
「1点集中」こそ上達への近道
最短でできる限り多くの成功体験を積むには「1点集中」が重要です。私の場合はとにかくスピーキング力を重視しました。
英語には①読む②書く③聞く④話すの4つの技能があります。この中で目的が「英語が聞き取れて話せるようになること」であれば、①と②は捨てて③と④に絞り込んで徹底的にトレーニングします。
スピーキング、リスニングそれぞれのトレーニング方法は以下の記事が参考になります。
「英語を話したい、でも自信がない・・・」そんなときには?
スピーキング力を高めたい、でもまだ人と英語で話す自信がない。そんなときは、「チャットを使った英会話」を検討してみてください。
例え文字でも立派な英会話です。チャットであれば、相手の言葉を調べながら自分のペースで会話ができます。
私もチャットにはとても助けられました。面と向かって直接会話できるほどの英語力がないときでも、チャットなら何とかコミュニケーションが取れました。そうやって、10年以上たった今でも関係が続いてる友人もいます。
チャット英会話は無料で始めることができます。言語交換アプリHelloTalkを使えば、英語で会話できる相手がたくさん見つかります。私も普段使っており、とてもおすすめできるアプリです。
まだ始めていないのであれば、こちらの記事を参考にぜひインストールしてみてください。
英語は目的よりも継続
明確な学習目的はとても大切です。しかし、英語は継続して学習することが最も確かな上達法です。
そのためには期限を決めて集中する、そして1つでも多くの成功体験を増やす。これこそが英語をもっと続けたいと感じるモチベーションになると今回の記事を通じてお伝えしました。
ぜひ可能性を信じて、短期集中で英語学習に取り組んでみてください。必ず「英語が上手くなった自分」と出会えるはずです。