Twitterは最高の英語学習ツールになる!活用術を大公開します

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

今回お届けするのは「Twitterを使った英語学習法」です。いつものTwitterを英語学習ツールとして最大限活用する方法をお伝えしたいと思います。

Twitterで英語を学ぶと聞くと、「日本人が発信する英語表現や勉強法」というイメージありませんか?

この記事では全く新しい使い方をご紹介します。英語で情報を探し、英語で発信する、そして世界の人々とつながる、このような生きた英語に触れるためのTwitter活用術をご覧ください。

日本が好きな海外ユーザーにアクセス

早速実践的な活用術をお伝えしていきます。Twitterで英語を学習するならシンプルに、海外のユーザーをフォローすれば膨大な英語にアクセスできます。

そこで意識したいポイントは「自分に予備知識がある話題」をつぶやいているユーザーを見つけることです。勉強になるとはいえ、知識も興味もない投稿をみても面白くありません。

そこでチェックするユーザーを絞ります。例えば「日本が大好きな人」はどうでしょうか。アニメや漫画など熱狂的な日本ファンは海外に多くいるはずです。また日本を旅行している人、住んでいる人も見つかるかもしれません。

このような人が日本について頻繁につぶやいていれば、英語学習に最適なユーザーです。同じ英語でも私たちがイメージしやすい内容は、より簡単に理解できます。

そんなユーザーたちを、これから手探りで探したいと思います。

英語学習に最適なユーザーの見つけ方

実際に探し始めると、日本についてつぶやくユーザーはなかなか見つかりませんでした。検索で「#Japan」「#Japanese」と入力すればすぐに見つかるだろうと考えていましたが、日本人の投稿ばかり表示されてしまいます。

次に「#ilovejapan」と絞り込むと、良さそうなユーザーが何人か見つかりました。

3人の中でも、一番上のSasha Ivanovaさんは当に英語学習に理想的なユーザーです。日本で暮らしながら、訪れた場所や経験をほとんど毎日投稿しています。

ではSashaさんの投稿から何が学べるのか詳しくみていきます。

Today we climbed up mount Inari at Fushimi-Inari-Taisha shrine⛩ Three years ago we couldn’t complete the climb due to lack of time. Today we climbed up in the rain🌧 It was fun!🌟

文章を読むと、かなりシンプルで実用的な英語表現ばかりだとわかります。

  • Todayは文末だけでなく文頭にも置くことができる
  • climb up *山の名前*:~山を登る
  • 頂上まで行くことを”complete the climb(登山を完了する)”と表現できる
  • due to the lack of time:時間切れで
  • in the rain:雨の中
  • It was fun:楽しさを表現する定番フレーズ

わずか2行にこれほどの「実践で使える英語」が見つかりました。自分が英語で発信する際に、すぐにでも役立つ表現ばかりです。

Sashaさんがフォローしている人を見ると予想通り、日本が大好きな人がつながっているのはやはり、日本が大好きな人でした。

このようなユーザーたちのつぶやきは、英語を学ぶ人にとって最高の教材です。

日本の魅力を英語で発信する

インプットした英語は実践で使うことで一気に定着します。このアウトプットの場としても活用できるのがTwitterです。

このように、発信する内容は何でも好きなものでいいと思います。Twitterは文字数も少なく、語彙や文法の正確さも気にする必要はありません。学んだ英語を気軽に使ってみる場所として最高です。

どうせ発信するなら、たくさんの反応がもらえると大きなモチベーションになるかもしれません。そのための手段の1つとして、日本好きな人に向けて日本の魅力を発信するのはいかがでしょうか。

おすすめのスポット、おいしいお店の紹介、日本ならではの体験ができる場所などを発信すれば、来日を予定している人は大喜びしてくれるに違いありません。

投稿内容は、例えばこのようなイメージです。

発信する内容に迷ったら、英語で日本を紹介するトラベルサイトを参考にするのもいいかもしれません。

例えば「japan-guide.com」では日本全国の観光スポットが英語で紹介されています。その中から、自分が興味のあるスポットを探し、使われている英語表現を参考にしながら自分の言葉で発信するといった使い方ができます。

まずは1つでも多く、Twitterで英語を発信してみてください。

フォローしておきたいユーザーをご紹介します

ここでは英語学習に役立つユーザーをご紹介します。英語表現が学べるのはもちろん、自分で発信する際の素材選びにも大変参考になります。

1. 日本人の英語に学ぶ

脳科学者の茂木健一郎氏は英語だけでつぶやくTwitterアカウントを持っています。

文字だけでなく、動画や写真も使いながら日々の出来事を頻繁に投稿しています。風景や海外を訪れている様子など、発信する内容を考えるのに参考になります。

また、茂木氏の英語はとても洗練されています。同じ日本人として1つの物事をどのように英語で表現するのか、学ぶ点が多いです。

2. 易しい語彙レベルでニュースを読む

Voice of America(VOA)では、世界のニュースを比較的簡単な語彙を使って伝えています。

日常会話に難解な表現は不要です。易しい英語がしっかり理解できることは、実践で使いやすい言葉をそのまま吸収できるということです。

3. 世界を旅して英語を学ぶ

Fodor’s Travelは世界7,500カ所にも及ぶ旅行情報を発信しています。

Fodor’s Travelの投稿は英語学習に役立つだけでなく、まるで世界中の国を訪れているような楽しい気分にさせてくれます。

以上、さらなる英語力アップに向けて参考になるアカウントをいくつかご紹介しました。

少し工夫を加えるだけで、Twitterは立派な英語学習ツールになります。普段よくTwitterを利用する人にこそ、今回お伝えした活用術をぜひ取り入れていただきたいと思います。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。