始めたばかりの人にこそ伝えたい!英会話で失敗したと感じた勉強法

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

英会話で失敗したくない

そんなあなたに記事をお届けします。

私は独自の方法で英会話の勉強を進めました。その結果、今から思うと「あれから始めればよかった」「もっと効率的に進められた」と感じる勉強方法があります。そんな経験を伝えれば、私がした回り道をせずに済みます。

ぜひ英会話上達への近道を進んでください。

それでは早速本題に入ります。

易しいレベルから始めなかった

とにかく、もっとも低いレベルからやり直す。英会話を始めたばかりの自分に真っ先に伝えたいです。

私はアメリカ留学を機に英会話を始めたのですが、留学先の授業ははっきりいってレベルが高すぎました。

留学プログラムが開始してすぐの授業は英語力の基礎強化の期間でした。スピーキング、リーディング、文法のクラスなど一通りあったはずです。

授業の内容は全く思い出せません。しかしはっきりと覚えているのは、上達が全く実感できないという事実です。その原因について今振り返ると、一言で「内容が難しすぎた」と感じます。さらに、授業は全て英語だったので難しさがさらに増しました。

それこそHelloしか言えない状態からのスタートでしたが、英語で話せるようになってきたなと初めて実感した瞬間はとても嬉しかったです。

英語というのは、勉強し始めたばかりの頃は自分が英語で話せている状態なんて想像できないものです。それが少なくとも会話やり取りができるというのはとても感慨深いです。

そこで、英語で話せていると感じたとき、具体的に何ができるようになったのか思い出してみました。それは、単に簡単な英語が使いこなせるようになっただけでした。

使いこなるとは次の状態を指します。

  • 必要な英語が即座に思い出せる
  • 途切れずに発音できる
  • 知らない英語は言い換えることで対応できる

そして簡単な英語とは中学レベルの英語です。

中学3年間文の英語が自在に使えれば生活に必要な大体の内容は話せると実感しました。これ程シンプルなことなのですが、溢れかえる教材の数を見ると英語業界に関わる人々が複雑にしているだけだと感じます。

では何から始めるか?

では具体的にどのような勉強に取り組むかについて、それは中学教科書の音読です。アメリカに向かう当時の自分に「まずはこれを徹底的に音読するんだよ」と教科書を渡したい気持ちです。まずはこの音読を最優先で行います。

学習完了の目安は次の達成です。

  1. 掲載されている全ての英語を暗記し
  2. 即座に思い出せる

例えば、名乗るときは「My name is~」とすぐに思いつくと思います。私→my、名前→isと日本語で考えなくてもすぐ言えるはずです。教科書に掲載されている全ての英文おいてこの状態を目指します。

恐らく数百回は音読することになりますが、変化が十分感じられる100回到達をまずは目指します。

ただ実際に教科書を手に取ってわかったのは、訳も解説も豊富な教科書ガイドの方がより深く理解できるということです。さらに音声CDもつくのでリスニング練習もできます。

このリスニングに関しても、私が思う英会話の失敗の一つでした。

リスニング練習を優先的に行わなかった

私は「とにかく英語で話したい」とスピーキングばかりに気を取られ、リスニングをおろそかにしていました。 その結果、ただでさえ難しい英語でのコミュニケーションがさらに難しくなりました。

中でも悔やむのは友人を作る機会の損失です。留学先では、ルームメイトは現地の大学に通うアメリカ人の学生でした。Sean(ショーン。読み方がわからず指摘されるまでサムと呼び続けていました)は長身でとても優しく、友達ができるようにとグループの食事にも誘ってくれました。

そんな貴重な機会をもらっても、話せないどころか聞き取れもしないので私ができたのはニコニコと食事の時間が終わるのを待つだけでした。もったいない。

リスニングは一人で進められるのが良い点。だからこそ、実践に向けて今すぐリスニング力を強化すべきです。

では何から始めるか?

リスニングについても、先ほどの教科書内の英語を徹底的に聞き取れるようにします。音読もしているはずなので断然聞き取りやすくなるはず。

英会話で使われる表現は幅広くても、基本的な英語は必ず繰り返し会話の中に登場します。その基礎が詰め込まれている教科書の英語だけでも聞き取れるようになれば実践にも通用する部分は必ずあります。少なくとも全く聞き取れない状態は脱出できるはずです。

そうしてリスニングの基礎が固めた上で、難易度を段階的に上げていくことを目指します。

自分に合った英会話の場を持っていなかった

自分に合った場所で英会話の練習をしていなかったことも、上達を遅らせてしまった要因です。私の場合、英会話の機会は主に留学先の団体授業だったのですが、人目を気にしてしまう自分の正確にはこのスタイルがどうしても合いませんでした。

そこで取り入れたのが個別レッスンです。1対1なら英会話に積極的になれると考え、この選択が良い結果をもたらしました。

個別レッスンを受けてみて、先生との相性も大きかったと今感じます。私の先生は温和で柔らかい口調でものを言う方でした。レッスン方針は、

  • レッスンはこちらが英語で話す時間の割合がほとんど
  • 安易に答えは教えないが、間違いを責めることは絶対にしない

こんな感じでした。私の性格やニーズにぴったりだったからこそ、羽根を伸ばすように英会話に挑戦できました。

これから英会話を始めるなら私はマンツーマンのレッスンをおすすめします。しかし、人によってはグループレッスンの方が周りと切磋琢磨できてモチベーションが上がる場合もあります。最も大切なのは、自分にとって快適であるかどうかです。

参考にしてみてください。

どうせ勉強するなら効果のある方法で進めたいと誰もが思います。今回の記事は当にこれから英語を始める方にこそ読んでいただきたい内容です。

すぐにでも日々の学習に取り入れられるものばかりですので、ぜひ行動に移していただければ幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。