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今回は「英会話初心者が独学で英語を身につけるためのシンプルな思考法」についてお伝えします。
英語は独学でも十分身につけることができます。というよりも、たとえスクールに通ったとしても授業以外の時間にどれだけ自主学習できるかが大切です。
この記事では、これから英語力を高めようとする際に核となる考え方をお伝えします。ノウハウやテクニックではない、これから先ずっと自分を支え続ける思考を手にしてださい。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
「英語を習得する」と決める
やると決める。たったそれだけで、今この瞬間から英語学習に対する姿勢が変わります。
英語を学ぶために留学する、英会話スクールに通う。これはやると決めたことにはなりません。「いかなる状況であろうと英語を習得する」という強い決意こそ、その後の自分に次々とチャンスを運んでくれます。
実際に決断すると、英語に関する情報がいたるところで目につくようになります。電車のアナウンス、標識、街を歩く外国人など、あらゆるものが自分に必要な教材として差し出されます。
私もやると決めてから一気に英語力が伸びました。英語を身につけたい一心でハワイに一人で滞在し、何もない状態からのスタートでした。それでも、どこかに英語力の種はないかと目を光らせていると結構簡単に見つかるものです。
滞在先のホステルで顔を合わせた人に「こんにちは」と声をかけてみる、タクシーの運転手に話し相手になってもらう、人が集まる場所に出掛けてみる。このように、その気になれば英語を使う機会はいくらでも見つかります。
やると決める。これが何よりも大切です。
ノウハウよりも練習量
仮に朝から晩まで1日10時間、英語を話さなければならない環境にいるとしたら英語は上達すると思いますか?
間違いなく上達します。
英語の勉強というと「効率的な勉強法」「テクニックやノウハウ」が大事だと耳にすることが多いかもしれません。
しかし、そんなものを探すのであれば、より多くの時間を英会話の練習に充てる方が早く上達します。
そこで、ぜひ早い段階で英会話相手になってくれるパートナーを見つけてください。少しでも早く英語が話せるようになるには、たとえ今挨拶程度の英語力しかないとしても、そのような相手の存在が必要です。
では英会話相手の見つけ方ですが、今では様々な選択肢があります。
英会話カフェに足を運んでみる
多くの外国人が集まるパブに行くのもいいですが、それであれば初めから国際交流を目的とした英会話カフェがおすすめです。
たとえば東京の高田馬場には「英会話カフェミッキーハウス」と呼ぶ、英語のみならず世界中の言語を学べる場所があります。
多少料金は掛かりますが、こちらのお店では一律料金で時間無制限、珈琲紅茶飲み放題です。英語を使う場としては最高ではないでしょうか。
こちらがお店の紹介動画です。どのような雰囲気か一度ご覧ください。
動画のスタッフのように、日本語が堪能な方もいるため、初心者でも安心な環境です。
詳しくはこちらの公式ぺージをご覧ください>【英会話カフェミッキーハウス】
マンツーマンの英会話講師を見つける
もし資金的に余裕があるのであれば、自分専用の英会話講師を見つけることをおすすめします。
ここで大事なのは、あくまでもその講師は英会話の練習相手として手伝ってもらう意識を持つことです。レッスンに受け身で参加していては上達の速度も落ちてしまいます。
たとえば、予め話すテーマを決めて自分なりに英語で意見をまとめておく。そのテーマについて講師と実際に会話し、文法の訂正、語彙や表現の強化を講師にしてもらう。このような使い方が理想です。
より費用を抑えるのであればオンライン英会話が便利です。これまではアジア圏の講師によるレッスンが一般的でしたが、今ではアメリカやイギリスなど、ネイティブ講師のレッスンでも驚くほど低い値段設定になっています。
特に初心者であれば、最初は質の高い本場の英語に触れておくことがおすすめです。
チャットで英語を練習するという方法もある
とはいえ、特に今まで英語を話した機会が全くない場合、英会話に抵抗があるのは当然です。それでも、日々独学で英語のインプットをする中でアウトプットの場を手に入れる重要さには変わりありません。
そんなとにきはチャットで英会話を始めるのはどうでしょうか?たとえ文字でも、英語で話すということには変わりありません。
こちらの記事でHelloTalkと呼ぶ、世界中の人々と言語交換ができるアプリをご紹介しました。
このアプリを使えば、無料でチャットから英会話が始められる環境が手に入ります。ただ、相手は仕事で行っているわけではないので必ず友達ができるとは限りません。
だからこそ、私が実際に利用して学んだ会話相手作りのノウハウを記事にまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
「楽しさ」を重視した教材選び
教材と言っても書籍だけではありません。日頃英語で話せる友人でも、テレビでもYouTubeでも漫画でも、それが英語を上達させるのであれば全てが教材です。
私の場合はというと、英会話相手がいないときは洋画で英語のインプットをしていました。何度観ても飽きない映画を一本用意し、セリフの中で「これは使える」「使ってみたい」と感じたものを何度も声に出して練習していました。
そして、英語を話す機会の中でそのセリフが使える場面を見つけたときはすかさず使うようにしていました。そうすることで、自分が使える英語として一つずつ身につけていきました。
今後、英語の教材を選ぶ際は、楽しいと感じるかどうかに注目してみてください。
インプットとアウトプットの繰り返しが英語力を一気に高める
最後に、英会話を独学で身につけようと決めたとき、最も大事となるのはインプットとアウトプットのバランスです。
英語に関するあらゆる学習は、いずれ実際の会話で使うことを前提としている、この意識が後の上達に繋がります。
英会話が苦手な原因として最も多いのは、単純に会話の練習、アウトプット不足です。よく言語を身につけたいなら恋人を作るといいと言われますが、それは練習量が増えるからです。また、恋人相手なら「もっと話せるようになりたい」と強く思えることも上達を後押しします。
ぜひ、日々の学習の中で「どれだけ英語を話しているか」を意識してみてください。それに加えて、アウトプットの質を高めることも重要です。間違った英語を話し続けていても間違ったままです。
- 録音して正しい文法、表現だったか振り返る
- 相手に訂正してもらう
など、復習の時間を作ってみてください。
このように考えると、やはりインプットの際は教科書やニュースで使用される正しい英語を音読などで暗記することが近道に感じます。
- 正しい英語を丸暗記する
- その中から実践で使ってみる
- 会話の中でより自然な表現を模索する
この流れで1つずつ英語を身につけていくことが、最も堅実で早い方法です。
音読の効果と実践方法はこちらの記事にあります、ぜひ参考にしてください。