オンライン英会話のフリートークを最高に充実させる方法【初心者こそおすすめ】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

ピアノや声楽では、前回まで練習してきた課題曲と新たな課題曲を織り交ぜながらレッスンを受けます。前半は自信を持って取り組める曲、後半は新たな挑戦のイメージです。

これを英会話にも応用します。そうすれば、たとえ英語を話し慣れていない初心者でも充実したフリートークの時間が過ごせます。

フリートークと聞くと、その場で思いついたテーマについて即興で話すイメージがあるかもしれません。しかし私がおすすめするのは、テーマも話す内容も予め考えてからレッスンに臨みます。

「話せなかったらどうしよう」といった心理的な不安は一切なくした方法ですので、安心して取り組むことができます。

どうぞ最後までお楽しみください。

フリートーク当日までの準備

今回お伝えする方法は、フリートークを行う当日までの準備がポイントになります。これより順を追って解説しますので、気軽に取り組んでみてください。

先に結論から述べると、フリートークは「添削を受ける場所」としての利用がおすすめです。

  • 予め話したい内容を日本語で考え
  • 自分で英語に直し
  • フリートークで正しい英語に直してもらう

この流れになります。自分の話したいテーマで、自然な英語表現を覚えながらフリートークの時間を過ごすことができます。

それでは、具体的な進め方に入りたいと思います。

当日話す内容を「日本語で」考える

ポイントは「日本語」で考えることです。テーマは何でも構いません。ただ、自分が心から興味があるテーマがおすすめです。その方が英語で話してみたいという気持ちも高まります。

テーマ選びに迷ったら「自己紹介」はどうでしょうか。自分は何に興味があって、これまでどんな経験をしてきたのかについては今後新しい出会いの度に伝える機会があります。まずは自分自身をアピールするための英語だけでも覚えておくと便利です。

魅力的な自己紹介の作り方はこちらの記事が参考になります。

フリートークで話す内容は多すぎても覚えるのが大変です。一旦は、1分以内で話せる長さにまとめることをおすすめします。

日本語から英語に変換する

例えば、日本語が理解できる先生とのレッスンであれば、作成した内容をそのまま見せて添削してもらう方法もあります。

しかし、一度自分なりに英語に直してみるというステップを踏むことをおすすめします。手間ではあるものの、より実力アップにつながります。文法や語彙、表現など現時点の自分の感覚と、仮に先生がネイティブならネイティブの感覚との違いに意識を向けることができるからです。

また「先生はなぜこの表現を使ったの?」と会話が広がるきっかけにもなります。

では、英作文の取り組み方ですが、最終的に添削を受けますので間違いを気にすることなく自分なりに英文にしてみてください。文のつなぎ方が不明であれば、単語だけ記載して日本語で注釈を入れておいてもいいと思います。

英作する際にはオンライン辞典の例文検索がとても役に立ちます。自分が英語で伝えたい内容の例文を探し、単語だけ入れ替えるといった使い方ができます。

オンライン辞典の活用方法について詳しくは、こちらの記事をご参考ください。

添削を中心としたフリートークの時間を過ごす

いよいよフリートークの時間です。

話す内容も、その英文も手元にあります。後は先生に「フリートークのテーマを考えてきたんだけど、正しい英語に直してくれない?」と頼むだけです。少しでも早く英語を上達させるために、レッスンの主導は常にこちらが握ります。

オンライン英会話なら大抵の場合チャット機能もありますし、なければemailで作成した英文を送っておくとよりスムーズになります。

通常フリートークというと、

  • どんなテーマで話せばいいのか
  • テーマに関する語彙や英語表現

これらについて不安に感じることが多いものです。しかし、全て用意した上で添削の場として利用すれば英語力の向上だけに集中した時間が過ごせます。

当然フリートーク中の会話も、「ここはこの英語の方が自然」、「これはなぜこの表現になるのか」、「この部分は何を伝えたいのか、詳しく教えてくれない?」となりますので、話題が尽きることもないはずです。

フリートークを通じて自分だけのオリジナル教材を作ってみてください。

フリートークの後は「音読」で完全消化

自分だけの教材が完成したら、ぜひ音読でその英語全てを自分のものにしてください。元々、自分で考えた内容なのでそれほど時間もかからず覚えられるはずです。

やはり音読の威力は凄いです。記憶に定着させてたい、実践で使いたい英語があるなら音読に勝る勉強法はありません。ぜひ何度も繰り返して、次回のフリートークにも役立つ英語を身につけてください。

先日、音読を100回繰り返すとどのような効果が実感できるか検証しました。10回、20回、30回と繰り返す過程で感じた変化も記録してありますので、ぜひ音読を行う際の参考にしてみてください。

次回のフリートークでは前回のテーマ+新たなテーマの二本立て

英会話に慣れていなくても、不安なく充実したフリートークの時間が過ごせることをテーマにアイデアを提案させていただきました。いかがでしたでしょうか。

次回のフリートークは、ぜひ前回添削を受けたテーマそして新たに作成したテーマの二本立てで臨んでみてください。

作成、そして添削を受けた英語は自在に使えるようになってゴールです。そのためには、ピアノと同じように反復練習がとても大切になります。

また、同じテーマで話していても新たな質問を受け、また疑問を抱くこともあります。ぜひ自分が納得できるまで、繰り返し練習してみてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。