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中学英語をマスターすれば日常英会話に十分通用する。何度も耳にしたことがあるかと思います。そうであるなら、いち早く中学英語の復習に取り掛かるだけなのですが、実際行動に移す人はどれほどいるのでしょうか。
もし何か行動開始を妨げる原因があるとすれば、中学英語でどんな英語表現が身につくのか具体的にイメージできないことがその1つではないかと感じました。
そこで今回は中学1年~3年生で習う英文法からいくつかピックアップし、それらが会話の中でどう役立つのかまとめました。
学生の頃は単なる知識として勉強していた文法を「人との交流をより深めるための素材」として考えることができれば、英語習得への大きなモチベーションとなると思います。ぜひお役立ていただければ幸いです。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
中学1年生の英文法で広がる英会話
早速具体的な内容に入りたいと思います。まずは、中学1年で学習する英文法によってどのような会話表現が身につくの見ていきます。
be動詞
中学英語で一番初めに習う文法です。授業では「~です」「~ます」と意味を教わりますが、be動詞を学ぶことにより自分の存在を相手に伝えることができるようになります。
My name is 〇〇/私の名前は〇〇です。
I am Japanese/私は日本人です。
I’m from Tokyo/東京出身です。
これらのように自分が何者であるか伝えるために必要なのがbe動詞です。
一般動詞
一般動詞は無数にあります。そして時代と共に増えたり変化したりするものでもあります。
like、know、go、study、play、have、speakなど私たちが生きている証である行動について誰かに伝えたいからこそ、一般動詞を学習します。
疑問詞
疑問詞とはwhat、 who、 when、 where、 which、 whose、 why、 howです。
これらの学習により、相手との会話を深め人間関係を構築することができます。
What is your name?
Where are you from?
How do you like Japan so far?
相手のことをもっと知りたいと思ったとき、疑問詞の存在は欠かせません。
中学2年生の英文法で広がる英会話
中学2年生の始めには、1年生の最後に学習する一般動詞の過去形に加えてbe動詞の過去形を学習します。
過去と未来
これにより、例えば初対面の人に自己紹介をする際、自分がこれまでどのように生きてきたのか、そしてこれから何を目標に生きていくのか伝えることができるようになります。
不定詞
不定詞は中学2年で学ぶ代表的な文法です。To+動詞の原型=~するために、と覚えたのは今でも鮮明に記憶に残っています。
ではなぜ不定詞を学ぶ必要があったのか。これは、より詳しい情報を相手に伝えてあげるためだったのです。
例えば、I want somethingと伝えたとします。これだと、こちらが何かを欲しているとは伝わるものの、具体的に何が必要なのか相手はわかりません。
そこで不定詞を使って補足情報を伝えます。I want something to eatと言えば、「お腹が空いているのだな」と相手も理解できます。
比較
日常会話で物事の選択をする機会は頻繁に訪れると思います。親しい友人とランチをする際”I want hamburger more than pizza/今日はハンバーガーよりピザが食べたい”、こんな簡単な内容を伝えるにも比較表現を知らないことにはできません。
また、相手に対して「これが1番良いよ」と何かを勧めることもよくあると思います。そんなときにも比較表現が役に立ちます。
例:I think talking to people is the best way to improve your English skills./英語力を伸ばすには人と話すのが一番です。
中学3年生の英文法で広がる英会話
そして中学3年生です。最初に登場するのは「現在完了」です。
現在完了形
現在完了を学習することで、過去から現在に渡って継続してきたという、これまで過去・現在・未来と点だったのが線として伝えられるようになります。
例えば、I lived in U.S.と言うと相手は「じゃあ今はどこに住んでいるの?」と疑問に思うかもしれません。しかし、これをI have live in U.S.と現在完了形にするだけで、過去も、そして現在も住んでいると相手は理解することができるのです。
また、日本語で「~したことがある」と経験を伝える機会も多くあると思います。そんなときにも、現在完了形が役に立ちます。
例:I have been to the restaurant and had the popular pancakes./そのレストランで人気のパンケーキを食べたことあるよ。
関係代名詞
そして関係代名詞です。この文法により、本来は複数の文章で伝える必要のあった内容を1つにまとめることができます。より複雑な文章でも、話す方も聞く方も理解しやすいよう橋渡しするのが関係代名詞の役割です。
・You just saw a man.
・The man is my boyfriend.
このような2つの文章がある場合、関係代名詞を使えば1度に伝えることができます。
例:The man who you just saw is my boyfriend./あなたがちょうど見た男性、私のボーイフレンドなの。
「なぜ、必要なのか?」を考える大切さ
一言で「中学英語を復習する」と言っても、その意義が曖昧では中々行動に移せないこともあります。だからこそ今回、文法を学習した先にある「伝えられる言葉」に焦点を当ててみました。いかがでしたでしょうか。
ご存じの通り、今回ご紹介したのは中学で習う英文法のほんの一部です。今一度復習し全ての語彙や文法を使いこなせるようになれば、やはり日常英会話に通用する十分な英語力が身につくはずです。
最後に改めて、中学で学習する英文法を一覧にしました。まだまだ広がる言葉の可能性を確かめる材料にしていただければと思います。
中学1年 | 中学2年 | 中学3年 |
be動詞 | be動詞の過去形 | 現在完了形 |
一般動詞 | 過去進行形 | 不定詞 |
疑問文・否定文 | 未来形 | 分詞 |
疑問詞 | 動名詞 | 関節疑問文 |
命令文 | 不定詞 | 関係代名詞 |
三人称単数現在 | 助動詞 | 形容詞 |
現在進行形 | 比較級 | 副詞 |
助動詞Can | There is構文 | |
一般動詞の過去形 | 接続詞 | |
複数形 | 受動態 | |
代名詞 |
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
中学で学習する英単語が総復習できる無料アプリはこちらの記事を参考にしてください。