本日もWORDS TO THE WORLDにお越しいただきありがとうございます。
つい先日、アメリカ人の友人から次のメッセージが届きました。
For some reason, I thought their lyrics were probably good, but I don’t know because I can’t understand half of it. Their music has a lot of good aspects.
彼の好きな音楽グループについて話しています。
次に、こちらをご覧ください。
For some reason, I thought their lyrics were probably good, but I don’t know because I can’t understand half of it. Their music has a lot of good aspects.
赤が中一、青が中二で習う英単語です。そのほとんど全てが中学英語で構成されている、と一目瞭然です。
これは、中学英語だけでかなりの英語が理解できることを意味しています。
まずは中学英語のマスターから始めてみませんか?
実は、「中学英単語が総復習できる無料アプリ」を偶然見つけて使ってみたところ、かなり使い勝手が良かったです。
今回はその話から始めたいと思います。
無料アプリ「中学英単語2400」を日々の学習に
「レアジョブ」という名前を聞いたことがありますか?大手オンライン英会話の一つです。
その会社が今回アプリを作ったと聞き、最初から期待して試してみましたが、期待通りでした。
中学三年間で学習する英単語2400個がこちらのアプリ1本で総復習できます。
「中学英単語2400」のダウンロードはこちら>
※アプリはiOS版のみです。
こちらがアプリのプレイ画面です。
表示された単語の答えを、できる限り早く、ただひたすら答え続けるというシンプルなアプリです。
しかし、これは私がアプリを使う度に感じるのですが、シンプルだからこそ黙々と集中することができます。
しかも、早く答えるほど評価が高くなる仕組みになってますので、たとえ全問正解してももう一度挑戦しようと、学習に効果的な反復練習をするモチベーションまで高めてくれます。
思い出せなかった、詳しく知りたい、と感じた単語は次のように復習することもできます。
日本語の意味だけでなく、例文や発音まで用意されているので必要最低限の学習はできます。
とにかく、この無料で使える英単語学習アプリは、余計な機能を一切省いたシンプルさにこそ良さがあります。
ユーザーを楽しませようと盛り込まれたオプションは、時に学習の邪魔になります。
「英単語を黙々と学習する」という言葉がとても良く似合うアプリでしょう。
ところで、今回の記事で私が本当にお伝えしたいのは「英会話への活かし方」です。
覚えた英単語は日常会話で使えてこそ価値があるのです。
どのようにして中学英単語を英会話に活かすか?
英語が使える、話せるとは、次の方法を経て実現します。その基本となる型をお伝えします。
基本的な考え方
1つ英単語を学習したとき、知りたいのはその単語をどのように使えばよいかです。
よって、必要なのは「例文」です。
例えば、先ほどのwaterfall(滝)の下には次の例文がありました。
Are there famous waterfalls around here?
(この辺りに有名な滝はありますか)
例文を見れば、滝のある場所を知りたい場合はこう尋ねれば良いのか、とわかります。
少し話は逸れますが、例文を見ると1つの単語から枝が広がって幅広い英語表現の学習にもなります。
上の例文では、以下のように短い英文の中に3つの英語表現が入っています。
- Are there~:~がありますか?
- famous:有名な
- around here:この辺りに
日常会話で使えそう表現ばかりです。Are there~やaround hereはスーパーでの買い物や、慣れない土地で店を探すときなど、海外生活で頻繁に必要となる英語表現です。
このように、単語と例文を見比べて学習することは、実際に英語が使えるようになるためにはとても有効な方法です。
ただ、単語選びには1つポイントがあります。
日常会話で使うとイメージできる英単語を優先する
もちろん、2400個全て英単語も覚え、例文で使い方を確認して学習を進めるのであれば、それがベストです。
しかし、限られた時間の中で効率良く進めたいと思うのであれば、英単語を選別する方法もあります。
例えば、waterfallの意味や文脈での使い方を覚えても、滝に行きたいときか、滝について話すときしか披露する機会はありません。また、そう何度も頻繁にその機会が訪れるとも思えません。
つまり、日常会話で必要となりそうな英単語を優先的に覚えることが大切です。
例えばこちらの単語はどうでしょうか。
普段の会話の中で頻繁に出てくる言葉です。
- 「いつもどこで買い物するの?」→「たいていはフードパントリーだね」
- 「朝は何時に起きますか?」→「始業が9時だから、普段は7時には起きるよ」
- 「私はよく喫茶店でモーニングをしてから出社します」
- 「お酒はワインをよく飲みます」
英単語Usuallyは、日常会話で活躍しそうだと言えそうです。こういった英単語を優先的に選ぶと、効率よく「日常会話の素材集め」ができます。
さらに深く、より幅広い使い道を知るために
英単語はアプリで学習、使い方は例文で確認、これが日常会話に活かすための基本の型です。
ただ、たった一つの例文では心もとなく感じます。例文は多ければ多いほど、単語一つの使い道もより具体的にイメージできます。そこで、Weblioなどのオンライン辞典が役に立ちます。
Usuallyの例文(クリックするとWeblioのぺージに移行します)を検索すると、6816件もヒットします。これだけあれば、それぞれの単語の使用例も見つかるはずです。
英単語は1つでも、その意味は数多くあります。文脈によって意味が変わります。その点においても、様々な例文を確認することは、状況に合わせて言葉を使うためにとても大切な学習方法です。
今日からぜひ、取り入れてみてください。
単なる英単語アプリから英会話への応用まで
英単語アプリを使えば語彙力は増します。しかし、それらを「英会話に応用」するとなると工夫が必要です。
そのために多くの例文を参照することが役に立つと今回お伝えしました。単語と例文による使用例の学習はセットで行ってください。
追記:英語学習に役立つ記事を公開中
英語の発音を上達させたい方のために、こちらの記事を公開しました。お時間のあるときにどうぞご覧ください。
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他では聞けない英語の発音練習3つのメソッド|英語の発音は技術よりもコツ
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