本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
留学中、夏季休暇を利用してハワイへ1ヶ月滞在することに決めました。
目的は英語学習。当時、英語力は伸び悩んでおり「このままでは日本に帰れない」と焦っていました。だからこそ、ハワイへの滞在に賭けていました。
私はとにかく英語を話が話せる場所を探しました。誰でもいい、英語の練習相手になってくれ、そんな気持ちでした。
今回は、そんな状況の中で見つけた英語を話す機会についてお話したいと思います。
例えば、海外旅行に行く予定のある人。旅先には買い物や観光だけではなく英語まで学べますよ、ということを知ってもらいたいと思っています。
どうぞ、最後までお楽しみください。
滞在先はホステルのタコ部屋
ハワイへ行くと決めたとき、真っ先に選んだ滞在先がホステルです。しかも、タコ部屋で。選んだのはWaikiki Beachside Hostelでした。
環境としては、はっきりいって最悪です。2段ベッド、知らない人とバストイレは共同、決して新しいとは言えないひび割れたコンクリートの建物、おまけにクーラーはありません。時期は8月、気温は30℃を超える日もあったと思います。
しかし、重視したのはそこに人がたくさんいるということ。それだけのために選んだホステルです。
人さえいれば話す機会があるはず。そう期待に胸を膨らませて訪れました。
キーパーソンが見つからない
計画としては決して悪くなかったと思います。しかし、それほど簡単に仲良く話せるキーパーソンは見つかりませんでした。
一言二言会話はあっても、その後が続かない。もともと、英語も話せないのですから当然なのですが。
今思い出すと、同じ部屋に泊まっていたイギリス人に「サーフィンやるの?」と聞かれたような気がします。
Noと答えたのですが、もしあの時にサーフィンをやっていたら一気に距離を縮められたのかもしれません。
Yesと言えるような、共通点となり得る趣味をできる限り多く持っておくのが仲間を見つけるポイントだと今切に思います。
親切にしてくれたジャマイカ人
日も重ねれば一人は会話を交わす仲ができるものです。
ハワイで働くジャマイカ人の男性とお酒を通じて仲良くなることができました。目は細く、背中まである髪の毛はドレッド、身長は自販機程ありました。
低い声でぼそぼそと話す英語、訛りのある発音は、ほとんど何を言っているのかわかりませんでしたが、一生懸命コミュニケーションを取ろうと会話をつなげました。
今思い返しても、あの男の人とどんな会話をしたのか、何一つ思い出すことができません。
しかし、彼にしてみれば幼かった私に、親切に話しかけてくれたことは忘れはしないでしょう。
片手に茶色の紙袋を抱えて「これは美味いんだぞ」と教えてくれた1リットル瓶入りのビールは、ハワイを訪れたら真っ先に買うと決めている思い出のお酒です。
街に繰り出す
ホステルで話し相手が見つからないときは、出来るだけワイキキビーチ辺りの人が多そうな所へ繰り出しました。誰か話し相手になってくれる人を探すためです。
デュークカハナモク像から少し歩いたクヒオビーチにはベンチが設置されており、地元の人たちがそこでチェスなどをして時間を過ごしています。
その輪へ近づいて、会話に入れないかなと様子を伺うなどしていました。ときにはホームレスの人にも話しかけて、つたない英語で懸命に会話を試みました。
外に出れば話しかけてくれる人もいる
例えば、ワイキキビーチ周辺にはホテルがたくさんありますし、休憩にと入り口のコンクリート階段に座っていると旅行客から「どこから来たの」と話しかけられることもありました。そこで一つ、英語で話す機会の獲得です。
基本的に相手の話を聞いているだけでしたが、それでも英語に触れていることに喜びを感じたのを覚えています。
夜も街に繰り出す
夜も積極的に会話を求めて外を歩きました。
ホステルでは毎晩のようにパーティーが開かれていましたが、既にあるコミュニティに英語力ほぼゼロでは中々入れません。そんな時は、話し相手を求めて外に出ました。
収穫は、正直あまりなかったです。当時、クヒオ通りという道沿いにJack in the Boxと呼ぶファーストフード店があったのですが、その近くで誰かと少しだけ話したかなという程度です。
それでも、外に出れば可能性はゼロではないと希望を持って歩きました。
タクシーに乗る
無駄にタクシーに乗ったりもしました。といっても学生でしたので「ちょっとそこまで」程度です。
タクシーの運転手は話好きで気さくな人であることも多いので、英会話の練習として少しは使えたかなと思います。
話好きの人と出会うと大量の英語がこちらに投げかけられることになります。今思えば、リスニング力だけでも先に鍛えておくべきだったと感じます。
英会話教室に通う
今はもう一変してしまったハワイの名所に「インターナショナルマーケットプレイス」があります。すっかり現代のモールに変わってしまったその場所は、当時はジャングルの様だったのです。
お土産屋、飲食店、カフェなどが集うその場所には、英会話教室も入っていました。訪ねてみると、短期でも入塾可能とのことでした。1ヶ月わずか$40、激安だと思いませんか?それでもレッスンは週2~3回だったと思います。
旅行先で英会話教室なんて最後の選択だとは思いますが、まず日本人観光客が選ばない選択肢として話のネタにはなりますね。
それよりも、本格的に英語を学ぶことができます。
お店では「もう一声」
旅行先では様々なお店を訪れると思います。ハワイでは、ABCストアと呼ばれる日本のコンビニのようなお店が歩くごとに目につき、ちょっとした飲み物や軽食を買うのに重宝します。
レジで会計した後、大抵の日本人は「Thank you」と店員に伝えて店を去るでしょう。
そこでもう一声かけたいものです。
「こんにちは」、「この商品はどこにありますか」、「今日は暑いですね」何でも構いません。その一言から話が広がることもあります。
海外には、見たところ愛想の欠片も無いような人が多いです。しかし意外にも、話しかけてみるとそんなことはなかったりします。
「母のためにお手軽なツアーを探しているんだけど」
とデスクで暇そうにしていた真っ黒に日焼けした肌にタトゥー、そして真っ黒なサングラスをかけた人に声を掛けました。
「OK」とガムを噛みながらこちらを向いた大柄な女性は、とても親切に調べて説明してくれました。
なんだか、その外観と実際の人柄のギャップが余計に記憶に残る気がします。
わずかな会話が旅の思い出になる
今回は私の実体験を元に、英語を話す機会の見つけ方についてお伝えしました。
海外では、自分が思う以上に緊張しているものです。そんなときに、現地の人と交わすなんでもない会話は一生の思い出として深く心に刻まれます。
ぜひ参考にしてみてください。