「人前で英語を話すのが苦手…」というメンタルブロックを外す3つの方法

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

「人前で失敗したくない」という心理は、恥を嫌う日本人にとって本能レベルで刻み込まれているのかもしれません。

ですので、そんな英語を話す苦手意識はあって当然だと受け入れることからスタートします。

その上で具体的にどのような解決策があるか、今回の記事でお伝えします。自分自身の性格を無理矢理変えようとしなくても、少し環境を変えるだけで驚くほど英会話に積極的になれることがあります。

ぜひ自分が合った解決策を見つけてください。

【調整】レベルに合った環境を選ぶ

自分だけ英語初心者、周り全員上手い奴。こんな環境は最悪です。

ドヤ顔でペラペラ話されては、嫌でも自分の発音やミスが気になって発言できなくなってしまいます。

実はこれ私の実体験です。英会話を始めたばかりの頃、値段が安いからとグループレッスンに申し込んだのですが、最初のレベル分けで少しだけ話せたので中級クラスを勧められました。

レッスンが始まると間もなく、英語が得意なおばさん1人(ハワイにある英会話スクールで、その人は地元に長年住んでいる方でした)とネイティブ先生の雑談が始まり、私を含む他の生徒はひたすらその様子を眺めているだけでした。

こりゃ無駄だわ、と次のレッスンから行くのをやめました。

今から考えれば、中級ではなく初級のクラスだったらもっと話す練習ができたかもしれません。周囲が全員初心者で、間違えて当たり前の環境であれば、英語を話す心理的負担も少なくなくなります。

英語の上達度は話す時間に比例します。もし今の環境が居心地が悪く発言も少ないようであれば、今すぐ環境を変えることを強くおすすめします。

【回避】1対1に持ち込む

私がそうだったように失敗が嫌でどうしても人前で英語を話す勇気が出ない、という場合もあると思います。

上達するために失敗はつきものだと頭ではわかっていても、その一歩がなかなか踏み出せません。

1対1ならどうでしょうか?私は多くの日本人と一緒に授業を受けるグループレッスンからマンツーマンレッスンに切り替えた途端、嘘みたいに心理的抵抗が外れました。

自分の失敗を聞く人は先生以外一人もいません。そして先生はネイティブですから英語が話せて当然です。

開き直った私は、間違えなきゃ損ぐらいの勢いで話す練習に励みました。その結果一気に英語が話せる感覚が体感できたのを覚えています。

行ったのはグループレッスンからマンツーマンに変えただけ。これだけで会話量が圧倒的に増えました。

失敗して当たり前の環境であれば心置きなく英語で話す時間が手に入ります。

先生選びのポイントを1つだけお伝えします。もしマンツーマンレッスンを受けるなら、レッスン時間の80~90%はこちらが英語で話すようリードしてくれる先生を選ぶことをおすすめします。

マンツーマンとはいえ、先生ばかりが話すようではこちらの練習になりません。大事なポイントですので、意識してみてください。

【斬新】世界の人が話す英語を聞いてみる

1対1でも緊張して仕方がない

そんなメンタルブロックを外す斬新なアイデアをご紹介します。

世界の人々は間違いなんて気にせず堂々と英語を話すと聞いたことありませんか?

流暢に話しているようでも、よく聞いてみると発音も自分の母国語混じりで自由に話している印象を受けます。

私は前職でインド人と英語で話す機会が多かったのですが、独特の癖がかなり強く理解するのに苦労しました。散々電話で話してから、「今話した内容を全部メールで送ってくれ」と頼んだことも何度もあります。

そんな自由な英語を実際に聞いてみると「こんなレベルでいいの?」と自分に求める基準が下がるかもしれません。

周りから見れば十分でも、本人だけがいつまでもまだまだだと納得できずにいる場合もあります。

こちらの動画をご覧ください。


様々な国の人が話す癖のある動画を聞くことができます。最初にアメリカ人の英語が流れるので、違いがはっきりとわかります。

5:44~のインド人が話す英語を聞いてみてください。もはや別の言語に聞こえるほど癖のある発音で話しています。

このような動画を観ると、人それぞれ独特の英語を話すことが自然と感じます。発音をアメリカ人に似せようと頑張るよりも、自分の英語で思いを伝えようとする姿勢の方が大事です。

もう一つ動画をご紹介します。


この動画を観ると、決して上手な発音でなくても問題なく意思疎通できることがよくわかります。そして、そんな日本語訛りの英語でも利き手は特に違和感を感じているようには見えません。

「そもそも上手に話す必要なんてない」と思うことができれば、英語を話す苦手意識も今よりずっと和らぐと思います。

ぜひ、英語を話す楽しさに意識を向けてみてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。