英語が話せるようになるまでに通る道【焦らなくても大丈夫】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

英語を話す自分がイメージできない。もしかすると自分の学習方法が間違っているんじゃないか

上達が実感できないと、そう不安に感じることもあると思います。

よく英語が話せるようになった自分をイメージしろと言われますが、現実的に難しいですしする必要もありません。

Helloと言うにも戸惑う状態から英会話を始め、不自由なく英語で意思疎通できるようになった経験から、私は英語が話せるようになるまでにどのような道を通るのかはっきりとわかります。

今回はその道についてお伝えさせていただきます。焦る必要は無いと、安心して学習が進められるようお役立ていただければ幸いです。

ある日突然話せるようになるわけではない

英語を聞き続けていたらある日突然話せるようになった、ということは絶対に起こりません。まずはこの事実を知る必要があります。

英語を聞く力も話す力も、学習した分だけ上達します。ただ、効果の低い方法を続けてしまうと、なかなか思い通りの成果を実感するのは難しいかもしれません。

とはいえ、どのよう学習が効果的なのか、また自分に合っているのか見極めるのは困難です。あれは悪いこれが良いと、英語に関する様々な情報が出回っているせいで迷ってしまうのも仕方ありません。

そこで私が経験から学んだ英語学習のコツを共有します。特別なテクニックは必要なく、たった一つ意識するだけです。

それは「反復」です。英語学習において大切なのは何度も繰り返すこと、これに尽きます。

例えばリスニング力を高めたいと思ったとき、多くの種類の音声を聞くよりも一つに絞って徹底的に聞き込む方が上達が早いです。

まずは真っ新な状態で聞いてみる。もちろん、聞き取れない英語ばかりです。次に、スクリプトなどをで原因を探り理解する。そして再び聞く。

これを繰り返し100%聞き取れる状態になって初めて次の音声に移ります。地道な作業ですが、これが最も確実で効果があります。

「それだと聞き取れる範囲が限られてしまうのでは?」と感じるかもしれませんが心配ありません。

英語の中でも重要語句はどのトピックでも登場します。そのような英語は確実に聞き取りつつ、徐々に範囲を広げていきます。

明治学院大学の教授であるCharles Browne氏らが研究開発したNGSL(New General Service List)には、雑誌、テレビ、ラジオなどあらゆる場面で使用される英語の92.34%をカバーする重要語句として2800語が掲載されています。それらを暗記し、聞いて理解できる状態にするのも上達の近道です。

NGSL掲載の単語はアプリでも学習することができます。


アプリのダウンロードはこちらです>【AppStore】/【GooglePlay】

海外サイトになりますが、NGSLについて詳しくはこちらで紹介されています>【NEW GENERAL SERVICE LIST】

スピーキングに関しても同様に反復が重要となります。上達をいち早く実感するには、毎回違ったテーマよりも同じテーマでスムーズになるまで練習する方が効果的です。

このような学習を毎日続けることで、徐々に徐々に英語が話せるようになっていきます。

グループレッスンをおすすめしない理由

英語力は学習量に比例します。少しでも早く上達するには量を増やすしかありません。この点において、私はグループレッスンはおすすめしません。単純に話す量が減ってしまうからです。

私は留学を機に英会話を始めました。日本から団体で渡米し、学校の授業は全てグループレッスンでした。

私は人前で話すことがあまり得意ではないというか嫌です。その上英語も全く話せない状態でしたので、授業中は積極的に発言しませんでした。

そして授業以外は日本人とばかり時間を過ごすという日々を送った結果、留学したのに英語が話せないという典型的な失敗に陥りました。

そんな私に転機が訪れたのは個人レッスンを取り入れてからです。韓国系アメリカ人の先生は、特に何かを教えるわけではなくとにかく私に話させるという方針でした。

もちろん英語なんて話せません。しかし、話さなくてはいけない状況だったので必死になって知る限りの単語を頭の中から絞り出し、つなぎ合わせて会話をしまこした。

通じないこともあります。そのときはジェスチャーで表現したり、紙に書いたりして意思を伝えました。

そんな練習を毎日続けていると少しずつ言いたいことに最適な英語が思い出せるようになります。昔習った単語やフレーズが言葉として機能するようになるのです。

そのとき「英語で話すってこんな感覚か」と初めて実感しました。個人レッスンを始めてからわずか3週間程経った頃です。

英語で話す力は短期間でも身につく

英語で話せるようになるまでにはどれ位の期間が必要なんだろう、と疑問に感じることもあると思います。

しかし、それは学習の質と量次第です。特に量においては重視したいところです。

正攻法で攻めるなら、単語力や文法力など基礎をしっかり固めてから実践に入る方が確実です。しかし、それだとかなり時間がかかりますし、「いつになったら話せるんだろう」と悶々とした時間を過ごすことになるかもしれません。

それなら、例え我流の英語でも「話す感覚」をいち早く味わってしまった方が後のモチベーションを大きく支えると思います。私もその感覚を知った後は自信を持って学習を続けることができ、一層力も入りました。

1日1時間、2ヶ月も続ければ十分です。2、3週間でも話す感覚は掴めると思います。

とにかく話して話して話しまくる、徹底的にミスして成長する、そんな時間を重ねることができれば英語への自信は確実に手にできるはずです。

今ではそれほど費用を掛けなくても英語で話せる環境はたくさんあります。少しでも多く英会話の時間を作ってみてください。

当サイトでは英語学習に役立つ情報を多数公開しています。ぜひお役立ていただければ幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。