スタディサプリENGLISHの勉強法|2019年最新版をトレーニング別にご紹介

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

今回は、スタディサプリENGLISH(日常英会話コース)を確実な英語力につなげるための勉強法をお伝えします。

スタディサプリENGLISHには各レッスンに5つのトレーニングがあります。それぞれのトレーニング効果を最大限引き出すにはどうすればよいか、具体的な取り組み方も合わせてご紹介します。

少しでも楽しく、少しでも早く英語力を身につける

そのために役立つことを願って、この記事をお届けします。

今回改めて「2019年最新版」にリニューアルしました。最新版では、勉強法に加えてスタディサプリENGLISHの効果がよくわかる実践記を随時更新します。使い込むほど見えてくる効果的な活用方法を一つでも多くお伝えしていく予定です。

どうぞ、最後までお楽しみください。

このアプリ1つで日常英会話を習得

スタディサプリENGLISHには次の5つのトレーニングが用意されています。

私はスタディサプリENGLISH1つあれば、日常英会話で必要な英語表現はほとんど身につくと思っています。なんといってもレッスン数が圧倒的です。240レッスン✕7レベル=1,680レッスンもあります。しかも、収録されている英語表現は日常英会話で使えるものばかりです。

贅沢をいえば、収録されている英語表現全て覚えたいところですが、何せコンテンツ量が膨大です。限られた時間の中で学習を進めるなら、これからご紹介する効果的な実践方法をぜひトレーニングに取り入れてください。

内容理解クイズ:設問は見ないのがコツ

それでは本題に入ります。1つ目のトレーニングは内容理解クイズです。

内容理解クイズでは、レッスンの英語音声を聞いた後に内容に関する設問、そして単語クイズがあります。リスニング力に基づく内容理解力、そして語彙力を高めるトレーニングです。

このトレーニングを行うだけでも十分効果はありますが、その効果をさらに高めるためのポイントをお伝えします。

初めて音声を聞く際は会話内容の情報がない状態で実施してください。

内容理解クイズを選択すると、次の画面が表示されます。

このとき、中央にある聞き取りのポイントを見ずに開始することが大切です。

実際の英会話をイメージすると、相手が「聞き取りのポイント」を予め教えてくれるということはありません。会話が始まった瞬間から順を追って英語を聴き取る必要があります。途中でわからない点や疑問があれば質問する、そのようにしてコミュニケーションを取ります。

内容理解クイズで最初に聞き取りのポイントを見てしまうと、これから流れる音声の内容が予測できてしまいます。これがトレーニングの妨げになります。リスニング力や内容理解力を高めるなら、事前情報を入れずに取り組むことをおすすめします。

POINT!

💡英語学習は実践にできる限り近づけて行うことが効果的です。

ディクテーション:精度の高いリスニング力を身につける

ディクテーションは書き取りという意味です。聞こえた英語音声を文字にすることでリスニング力を高めるためのトレーニングです。

では、なぜあえて文字にする必要があるかといいますと、自分のリスニングの弱点が発見できるからです。

英語を聴き取るには、主に次の条件をクリアしていなければなりません。

  • その英語の意味を知っている
  • その英語の発音がわかる
  • 完成された英文全体の意味がわかる

さらに、聞こえた音を文字にするには、単語のつづりや、文中で使われる前置詞(in, at, on)や冠詞(a, the)などの細かい音も聴き取れる必要があります。

ディクテーションをすると、聴き取れた英語と聴き取れなかった英語がはっきりします

この点を意識して取り組むことがポイントです。自分の弱点を発見したら、そこを徹底的に強化してください。

POINT!

💡ディクテーションは「今、自分が強化すべきポイントはどこか?」を知るために最適なトレーニングです。

ディクテーションの効果を実感するなら、ぜひ無料体験をご活用ください。無料体験では、スタディサプリENGLISHに収録されている全てのレッスン及びトレーニングを試すことができます。

スタディサプリENGLISH公式サイトはこちら> 【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】

会話文チェック:リスニング&音読に活用

会話文チェックは、ディクテーションの後のさらなるリスニング強化はもちろん、スピーキングに活きる音読にも活用できます。

まずは、リスニングに効果的なトレーニング方法からお伝えします。

英語音声は次の3つのステップで聴きます。この方法は、映画や海外ドラマを使った英語学習でも使えます。

1.台本を見ずに音声を聞く

最初のステップは、何も見ないで英語音声だけに耳を傾けます。聴き取れなかった英語があれば、何度も繰り返し聴きます

ステップ1のポイントは、この「繰り返し聴く」です。英語の音に慣れるのはもちろん、細かい音も次第に聴き取れるようになります。

スタディサプリENGLISHのレッスンは、会話文が短い点が魅力的です。1レッスンの英語音声は30秒~1分程度なので、繰り返し聴くのに最適です。

「もうこれ以上聴いてもわからないだろう」と感じるまで音声を聴いたら、次のステップに移ってください。

2.英文と日本語訳を見る

ステップ2で答え合わせをします。音声の内容を英文で確認し、日本語訳を見て意味を理解します。

会話文チェックでは、それぞれのセリフを部分的に再生することができます。聴き取れなかったセリフのみを重点的に再生できるのでとても便利です。

ステップ2によって「なぜ自分が聴き取れたのか、あるいは聴き取れなかったのか」が明らかになります。

  • その英語の意味を知らなかった
  • 意味は知っていても発音がわからなかった
  • 音声スピードについていけなかった
  • 文全体のまとまりとして意味をとらえることができなかった

このように、細かく分析してみてください。

知らなかった英語は学習し、会話文全ての意味を理解したらステップ3に移ります。

3.再び音声を聞く

会話文の意味を全て理解した状態で行うのがステップ3です。

音声を初めて聴いたときと比較して、聴き取れる英語が断然増えていると実感できるはずです。

もちろん、聴き取れるのはステップ2意味を確認したからです。しかし、改めて音声を聴いたときに頭の中では「I’m⇒私は、improving⇒上達させている、listening⇒リスニング、skills⇒スキルを」と英語から日本語への変換が行われています。トレーニングを重ねてこの変換が早くなると英語を英語で理解する状態に到達します。

まだ聴き取れない英語が残っている場合は、ステップ2に戻って復習を繰り返してください。

【必読】やると差がつく仕上げの音読

英語音声をじっくり聴いた後に取り組むこととしてぜひおすすめしたいのが「音読」です。音読によってスピーキング力まで高めることができます。

例えば、”I want to buy some souveniors from Japan./私は日本のお土産を買いたいです。”という英文があった場合、これを音読で暗記してしまえばそのまま実践で使うことができます。

したがって、音読する対象の英文は、もちろん全部できればベストですが「実践で使えるかどうか」を基準に選びます。

音読の恩恵はそれだけではありません。リスニング力の向上にも役に立つのです。正しい発音で音読すれば、その発音を聴いた際に聴き取れるようになるからです。

音読は言葉では表しきれないほど実施する価値があります。

私が体験から感じた音読の凄さは、単なる英文の暗記に留まらないところです。

先ほどお伝えしたように、音読で英文を丸暗記すればそれは実践で使えて当然です。しかし、その英文はまるで生き物のように動き出すようになります。言い換える、単語を入れ替えて様々な場面で応用できるようになるのです。これが音読の威力です。

英語を学習する目的は、英会話ができるようになることのはずです。その近道である音読は、ぜひ取り入れることを強くおすすめします。

POINT!

💡会話文チェックをフル活用すれば、リスニング力とスピーキング力の両方がアップします。

スタディサプリENGLISH公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】

なりきりスピーキング:録音機能で発音を上達

なりきりスピーキングは、登場キャラクターになりきってセリフを声に出すスピーキングトレーニングです。

ここでは、なりきりスピーキングを使って英語の発音を上達させる方法ご紹介します。

英語の発音を上達させるには、自分の英語を録音して聴くという行為が非常に重要です。とても簡単だからこそやらない人も多く、もったいないと感じています。

なりきりスピーキングには録音機能が付いています。この機能をぜひご活用ください。

使い方は簡単です。自分の声を録音したら、手本の音声と何度も聴き比べるだけです。比較するポイントは次の通りです。

  • 母音・子音の音
  • 発声方法
  • テンポ
  • アクセント
  • リズム
  • 抑揚

これらについて、手本と自分の発音の違いを意識してみてください。

聴き比べた後は、少しでも発音が手本に近づくように何度も練習し、再度録音して聴きます。これを繰り返すと発音は飛躍的に上達します。

POINT!

💡なりきりスピーキングの録音機能を活用すればネイティブの発音に近づきます。

クイックレスポンス:重要表現以外も貪欲に覚える

最後のトレーニングであるクイックレスポンスでは、レッスン毎に指定されている重要表現を様々な例文で反復練習します。

最終的に日本語だけを見て英語で発話しなければならないため、最も難しいトレーニングです。だからこそ取り組む甲斐があります。

クイックレスポンスの効果的な活用ポイントは、重要表現よりも数ある例文に出てくる単語や英語表現も丸ごと覚えてしまうことです。

例えば、「for the first time(初めて)」が重要表現で次の2つの例文があるとします。

I was surprised when I saw a computer for the first time.
(私が初めてコンピューターを見たときは驚きました)

I was excited when I saw a professional baseball game for the first time.
(私が初めてプロ野球の試合を見たときは興奮しました)

このとき、重要表現だけでなく、I was surprised(驚いた)もI was excited(興奮した)も丸ごと覚えてしまうことをおすすめします。

重要表現は繰り返し声に出すので自然と覚えてしまうはずです。だからこそ、周りの英語も合わせて覚えてしまいます。

スタディサプリENGLISHで出てくる英語表現はどれでも実践的なものばかりですから、覚えれば覚えるほど英会話を楽しむための語彙力が高まっていきます。

POINT!

💡クイックレスポンスは日常英会話で使える英語表現が満載です。

スタディサプリENGLISH公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】

スタディサプリENGLISH(日常英会話)の効果がわかる実践記を随時更新!

2019年最新版では、実践しているからこそわかるアプリの効果を日々更新します。

こんな使い方があったんだ!

と新たな気づきにしていただければ幸いです。

電車の中でも気にせずスピーキング練習ができる!?

スタディサプリENGLISHには、なりきりスピーキングとクイックレスポンスの2つのスピーキングトレーニングが用意されています。

声に出す練習なので当然場所を選ぶ必要がありますが、1つ面白い発見がありました。

クイックレスポンスを選択すると次のメッセージが表示されます。


普段は声が出せる状態で利用していたので気にしていませんでしたが、試しに「声が出せない」を選んでみました。


なんと、口パクでも十分スピーキングのトレーニング効果が得られるとのことです。

これは新しい発見と、早速実践してみました。


通常版と同様、トレーニングでは自分の声を録音したつもりで取り組むことができます。実際に口パクでスピーキング練習をしてみたところ、確かに何もしないで黙読するよりは頭の中で声に出して読み上げている分効果がありそうです。

なによりも、本来ならスピーキング練習を諦めるような場所でもクイックレスポンスに取り組めることが大きな発見です。電車の中や人が多いカフェなどでアプリを使う際は、ぜひこの使い方を思い出してください。

最難関スピーキングトレーニング「瞬間英作文」に挑戦!

「瞬間英作文」という書籍をご存知ですか?

日本語を見て即座に英語で答える、スピーキング力を鍛えるためのトレーニングです。

それと同じトレーニングがスタディサプリENGLISHでもできます。

こちらをご覧ください。まずはトレーニングメニューの「なりきりスピーキング」より、練習するキャラクターを選びます。

次に、字幕モードを選ぶ画面に移りますので「字幕:日本語」を選択します。

これで完了です。

それでは、難易度が一気に上がったなりきりスピーキングのトレーニングをご覧ください。

主人公がお寿司屋さんの種類について仲間に説明しています。

トレーニングは1文のシンプルな文章に始まり、より複雑な表現へと変わります。

この文章を見て英語で答えるのが日本語字幕版のなりきりスピーキングです。ずっしり重いトレーニングになりそうな気がしませんか?

今回の英文は”Sushi plates are on a conveyor belt, and they go around a big table.”です。これだけ英語で伝えることができれば、海外の人も満足するはずです。

ちなみに驚きなのが、これはスタディサプリENGLISHでもっとも簡単なレベル1で登場する英語表現です。私がアプリを使って実感したのは、レベル1には日常英会話で頻繁に登場する身近な表現がたくさん詰まっています。日本文化の紹介、料理の説明、街の案内などです。

だからこそ「簡単そうだからレベル2からでいいや」という人が多い中、レベル1に収録されている英語をしっかり使えるようにトレーニングすることも、アプリの効果を引き出す使い方としてお伝えします。

そしてこれが、最も難易度の高いレベル7で学ぶ英語表現です。

引き続きの更新をぜひ楽しみにお待ちください。

スタディサプリENGLISH公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】

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