本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
「自分専用の単語帳を作れば効率良く覚えられるな」と感じたので何か良い方法はないか探したところ、Quizletと呼ぶアプリが見つかりました。
今回はこの便利なアプリについて、使い方などをご紹介したいと思います。
Quizletでは、自分が学びたいテーマでフラッシュカードを作成することができます。例えば英文を読んでいて知らない単語を見つけたとき、辞書を引くついでにQuizletに登録しておけば後の復習に便利です。
英語の多読が語彙力の強化に効果的と言われますが、それは本を読み進める中で同じ単語と何度も出会うからです。それと似た反復学習ができるようになります。
ぜひご活用ください。
Quizletのインストールと使い方
Quizletは直感的に使えるアプリではありますが、会員登録など事前準備がありますのでその手順を簡単に解説します。
なお、QuizletはWebでも利用できます。
まずはアプリのインストールです。
アプリのダウンロードはこちら>【App Store】/【Google Play】
Quizletはフラッシュカードの作成だけなら無料で利用できます。
広告の非表示や単語に画像を付けたいなど、拡張機能を利用する場合には有料になりますが、英単語の復習なら無料プランで十分です。
登録手順
アプリを開くとこちらの画面が開きますので「新規登録」をタップします。
必要事項を入力します。
ちなみにですが、もしアプリの安全性に不安ならメールアドレスなどを正しく入力する必要はありません。
試したところ存在しないアドレスでも登録できました。
次にアップグレードの案内が表示されますが、「無料のQuizletを利用する」をタップして先に進んでください。
以上で登録は完了です。
次にフラッシュカードの作り方をご説明します。
Quizletの使い方【効果的な活用方法】
フラッシュカードは少ない手順で簡単に作ることができます。
まずは右下の赤く囲んだ箇所をタップしてください。
「学習セットを作成」をタップします。
「英単語」など学習セットのタイトルを決めれば、後は覚えたい単語を入力していくだけです。
Quizletには単語を入力すると自動で意味の候補を表示してくれるありがたい機能が付いています。
ここで使い方のポイントがあります。
Quizletはアメリカで作られたアプリのため、意味の候補は初期設定で英語になっています。
このとき、候補の言語は英語のままで、さらに自分の言葉で日本語で意味をつけ加えることをおすすめします。
このようなイメージです。
英英辞典は単語の意味をイメージとして理解するのにとても役に立ちます。単語は言葉よりもイメージで覚える方が断然定着率がよく、また実際に会話で使う際にも楽に頭の中から引き出すことができます。
さらに日本語であえて意味をつけ加えるのは、まさにこのイメージが深まるからです。だからこそ、辞書に載っている意味ではなく自分の言葉で残すことが大切となります。
例えば私の場合、reciprocateという単語の例文”When Steve gave Samantha a sweater for Christmas, she reciprocated by giving him a kiss.”を見たとき「お返しする」が最もしっくりきたので日本語でそのようにつけ加えました。
一方で、意味の候補の表記を日本語にしてしまうとこうなります。
「~を往復運動させる」なんてどの場面で使うんですか?と思いますよね。
- 英英辞典でイメージをつかむ
- そのイメージに最適な意味を日本語でつける
この手順で登録するのがおすすめです。
ちなみに有料プランだと手持ちの写真がアップロードできるそうです。
イメージとして覚えるのに便利かなとも思いますが、「お返しする」みたいな写真を都合よく持っているわけではないのでいらないと思います。
その代わり、意味と合わせてイメージを言葉でメモしておくのもいいかもしれません。このような感じです。
serenityを英英辞典で調べたところ”being calm, peaceful”とあったので平穏と一旦は書きました。
さらに、この単語は友人がInstagramでハワイの海の写真に対してコメントしていたので、そんなときに使える言葉なのかとメモを残しました。
※serenityのイメージ
実践を見据えた単語学習をするならイメージ化はとても大切です。ぜひ参考にしてみてください。
アプリのダウンロードはこちら>【App Store】/【Google Play】
先日Instagramを英語学習に活用する方法について記事にしましたので、よければご覧ください。
Quizletには何個の英単語が登録できるの?
単語帳を作りたいなと最初に思ったとき、普段使っているオンライン辞典Weblioでできないかなと考えました。
するとボタン一つでできたので喜んでいたのですが、無料会員は200個が上限でそれ以上は月額324円かかるようです。
同様にQuizletでも制限があるのか調べたところ、公式回答で「1つの学習セットにつき2000個」とありました。
@e_gaspar You can have up to 2,000 per study set. Let us know if you have more questions!
— Quizlet (@quizlet) August 13, 2014
2000個もあればひとまずは十分だと思います。
さらに、学習セットについては無制限に作成できると回答しています。
@e_gaspar Nope – there is no limit on the number of sets you can create!
— Quizlet (@quizlet) August 13, 2014
これなら例えば感情表現で分けたり、使う場面別に分けて登録したりするなど、より効果的な活用ができそうです。
ぜひ、日々の英語学習にお役立てください。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。