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「英語なんて全然できないのに授業なんてできるだろうか」
そんな不安を解消します。
もし今から英語力をつけようと考えるなら絶対にやってはいけないこと、そして真っ先に取り組むべきことについてお伝えします。
ぜひ参考にしてください。
小学校の英語教科化についてベテラン教員に意見を聞いてみました
2020年から完全実施される小学校中学年からの英語教科化について、小学校教員歴数十年の方に意見を聞きました。
結論からお伝えすると、英語が教科化されても心配ないそうです。音楽が苦手な先生が授業をするのと同じで、学習指導要領を読めば問題ないとのことです。中学英語程度なら誰でもできるのだから、それを教えればいいと言っていました。
そんなものなのかなと思いましたが、これは長年務めたからこその意見で、教員になって間もない人にとってはとても不安だろうと感じます。
似たような意見が知恵袋でも見つかりました。
ピアノをきちんと引けない教師もいるでしょうし、体育が苦手な教師、習字がそれほど上手くない教師なども多くいることと思われます。元々担当している教科すらそうですから、英語が教科になっても、「外人と英会話できる」ほどの実力が無くても良いわけです。小学校で求められる範囲の学習指導ができれば良いのです。
おそらくこれは私が教員ではないから言えると思うのですが、「小学校で求められる範囲の学習指導」が本当にできるのかとても疑問です。
文部科学省の小学校学習指導要領には、今回の改訂についてこのような課題が背景にあるとしていました。
①音声中心で学んだことが,中学校の段階で音声から文字への学習に円滑に接続されていない,②日本語と英語の音声の違いや英語の発音と綴りの関係,文構造の学習において課題がある,③高学年は,児童の抽象的な思考力が高まる段階であり,より体系的な学習が求められることなどが課題として指摘されている。
この課題を踏まえた上で、「聞く・話す」に読み書きを加えた四技能を指導するとしています。
これが当に「求められる範囲」です。英語について知識も経験も足りない人が、学習要領だけで満足いく授業ができるとは私は思いません。そうなったとき、授業を受ける生徒にとっては壮大な時間の無駄になってしまいます。英語に対する負のイメージを与えることにもなりかねません。
本題に戻りますが、だからこそ真面目な人は「どうしよう」と不安に感じ、何とか英語力をつけるために努力します。そんな方の役に立つために、これから学習のポイントについて具体的にお伝えします。
絶対にやってはいけないこと
それは英会話です。「話せるようにならないと」と最初に英会話から入るのは得策ではありません。
モチベーション維持のために英会話から始めるのは効果的です。しかし今回は時間も限られていますので、より確実に実力がつく学習が必要です。
では何から始めるかというと、徹底的な基礎の学習です。中学英語と聞くとそれ位簡単だと感じる人も多いと思いますが、だとしたら既に英会話に困らない程の英語力があるはずです。
英語の基礎が固まっていない状態で会話に臨んでも上達は見込めません。英会話スクールに通い続けても話せない人が多いのはそのためです。
ではどのように基礎を学習するかについてですが、まずは今の実力の確認から始めます。
まずは今の英語力の確認から
英語の基礎を学ための教材は使いやすいものでいいと思います。もっとも、課題の中に「中学校の段階で音声から文字への学習に円滑に接続されていない」とありますので、中学進学を見据えて教科書ガイドで学習を進めるのがベストです。
またこちらの記事にあるように、無料で中学英語講座を提供しているサイトもあります。
いずれにせよ、先に現在の英語力を確認しておくと改善点が明確になり、学習の効率性を高めます。ぜひ英作文.netと呼ぶサイトを覗いてみてください。このサイトでは、独自の試験によって今の文法力及び作文能力を測ることができます。作文能力は「英語で話す力」に直結します。
試験は12級から最上位の6級まであり、基礎中の基礎である中一レベルの英語力があるかにどうかは11級の合否でわかります。ちなみに、サイト登録者の約半分が合格できないようです。その中にはTOEIC満点保有者も少なくないといいます。
偶然見つけたサイトなのですが、英語学習の本質とも呼べる内容が詰まっています。基礎固めには申し分ありませんのでぜひご活用ください。
サイトへはこちらから移動できます>【英作文.net】
そして仕上げへ
基礎レベルの語彙力と文法力を徹底的に習得する、そして仕上げとして英会話レッスンを受けて経験を積む。これが最も確実に英語力を伸ばすルートです。
例えば英単語一つ教えるにも、ネイティブから指導を受けた発音を披露すれば生徒もきっと喜ぶと思います。
仕上げの段階に入ったらぜひ積極的に英語で話すトレーニングに力を入れてください。学んだ基礎が実用的に感じる瞬間がきっと訪れるはずです。その際はこちらの記事を参考に、自分に合った環境を見つけることをおすすめします。
【ネイティブ講師専門】Cambly (キャンブリー)が初心者にも安心な3つの理由
参考になれば幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。