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語学学習は上達が実感しづらい特徴がありまして、周囲から見ると明らかに上達しているのに本人が実感できずモチベーションが下がることがよくあります。
このように語るのは英会話スクール大手AEONの社長三宅義和氏です。
これは私も実感した経験があり、とても苦しい思いをしたのを覚えています。練習しても練習しても上達が感じられず、むしろ下手になってないか?と感じたことは一度ではありません。
「英会話がいまいち上達しないと感じるのはごく自然なこと」
これまで数えきれない程の人々の学習状況を見てきた三宅氏が言うのですから、それほど不安に思う必要はないのかもしれません。
それを踏まえた上で、英語力の向上を見える化するために役立つツールとも呼べる方法を2つご紹介します。
上達の実感は何よりものモチベーションです。ぜひお役立てください。
毎回の英会話レッスンを録画する
毎回のレッスンで自分が英語で話す様子を記録することは、成長を客観的に見るのに最高の方法です。とてもシンプルなのですが、ひと手間がかかるので実施する人は少ないかもしれません。
できれば、全く話せなかった頃を残しておくと上達が目に見えてわかると思います。もちろん、ある程度話せるようになってからでも実施する価値ありです。
AEONの三宅氏が「周囲から見ると明らかに上達しているのに」と仰っていましたが、特に目指す目標が高い人ほど自分を過小評価してしまうのだと思います。まだ足りない、全然できてないといつも不満に思っていれば、英語がつまらなくなってしまうかもしれません。
ときには英語で話す姿を映像で観て「結構話せるようになったな」と自分自身を褒める時間が大切だと、私自身の経験からも強く思います。
録画方法はオンラインの場合、Aiseesoftスクリーンレコーダーなど専用のソフトがあれば可能です。ソフトによっては講師と自分の声の同時録音ができないものが多いようなので注意が必要です。
【Aiseesoftスクリーンレコーダー 公式サイト】スクールに通っている場合はさすがに録画しづらいと思いますので、そんときはボイスレコーダーで声だけ録音すれば大丈夫です。
ちなみに私がよく紹介するオンライン英会話キャンブリーでは、初めからサービスの一つとして録画機能がついており全レッスンが自動で録画されます。
録画されたデータはローカルへの保存あるいは削除等、自分で管理できます。このような機能があれば手間もかからず、また録画し忘れることもありません。
参考にしてみてください。
定期的に試験を受ける
スピーキング等の試験を定期的に受けることも上達を実感する一つの方法です。現在の英語力がスコアとして表示されますので自分のレベルがはっきりします。
身近でキャリアアップにも使える試験といえばTOEICですが、試験時間が長かったり会場に赴く必要があったりと忙しいと中々気が向かないかもしれません。
そんな中、VERSANT(ヴァーサント)というスピーキングテストが今企業の注目を集めており、今後TOEICのようにVERSANTの点数が採用条件になる可能性があるとのことです。
「仕事で使える実践的な英語力を測るテスト」なので、点数=英語のリスニング力とスピーキング力と見る側も実力を判断しやすいからです。
今回の記事のテーマである、英会話の上達を実感するためにVERSANTを利用する場合、次の点が魅力だと感じました。
- 約20分で完了
わずか20分程度でテストが受けられるのは、普段忙しく過ごしている人にはとても魅力的です。
また、テストは定期的に受けて上達を見るため、その負担も少なくなります。
- 24時間365日どこでも受験可能
VERSANTのテストにはスマホやPCを使用します。そのため場所に縛られることなく受けられます。
テスト結果は終了後わずか5分で通知されます。
- 改善点が明確になる
5ページにも及ぶテスト結果のレポートも、今後の上達のためにとても役に立つと感じました。
テストは文章構文・語彙・流暢さ・発音の4つに分けられスコア判定されるのですが、サンプルを見ると例えば発音だけで次のように細かいアドバイスがされていました。
多くの⼦⾳及び⺟⾳の発⾳が不正確で、⺟語の 影響が強く残っています。強勢の位置がしばし ば不明確で、⾳節が余分に加わったり、逆に抜 けたりすることがあります。聞き⼿はかなりの 部分を理解することができません。
これならどのように改善すればいいのかとても明確になります。こちらに関しても、テストの様子を録画して結果と照らし合わせればさらに効果的な復習ができます。
VERSANTについて詳しくは公式サイトでご覧ください>【VERSANT公式サイト】
終わりに
昔、アメリカ人の友人が私が英語で話す様子を録画した携帯を見せ「英語で話せるようになったね」と言ってくれたのを思い出しました。
まだまだ全然だと思っていた私は、最初に比べれば成長したなと、そのとき初めて認めることができたのを覚えています。
録画や試験を上手く活用し、ぜひ自身の成長を振り返る機会を作ってみてください。きっと自分が思うよりずっと上達しているはずです。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。