本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
昨日こちらの記事を公開しました。
記事の中では、英語が話せない恐ろしい理由についてお伝えしています。
結論としては、今一度改めて中学英文法の理解を確かめる価値があるということです。英会話スクール、英語関連の書籍、アプリ等学習の進め方は様々ですが、結局のところ中学英語を正しく身につけなければ後の成長は望めません。
英文法と英会話、多くの人が実践を通じた学習を好むと思います。その方が楽しいからです。
だからこそあえて地味な英文法に目を向け、しっかりと基礎固めをしてから実践に入るとその後大きな成長が期待できます。
今回は中学英文法が復習できるサイトを2つご紹介します。ぜひご活用ください。
「中一の英語なんてわかって当然だろ」
私はそう思っていました。それが意外と考えさせられる問題があるのです。まずはその一部からご覧いただきたいと思います。
学生の頃を思い出すような気持ちで読み進めていただければ幸いです。
あれ、なんだっけ?意外と難しい中一英語
それでは中学一年生で習う文法の練習問題をいくつかご紹介します。日本語の右にある英単語を使って英文を作ります。
青い箇所「解答はこちら」をタップ(クリック)すると解答が表示されます。
一問目です。
- これがその小さな写真です。[a] [is] [it] [photo] [the] [this] [small]
冠詞をaにするのかtheにするのか、また主語にどの単語を選ぶのかポイントです。
- これは私のおばさんのメガネではありません。[aren’t] [aunt’s] [glass] [glasses] [my] [these] [this]
日本語に惑わされないよう正確な主語を選ぶ必要があります。また語順にも注意です。
- 8時半に始まります。[starts] [at] [to] [it] [past] [half] [eight]
30分を表す「半」が英語に直せるかどうかがポイントです。
- 彼の兄弟は彼女のお母さんが好きです。[she] [mother] [like] [he] [her] [brother] [brothers] [his] [him]
日本語に対する正しい人称代名詞が選べるかがポイントです。
- 私は火曜日に歌を歌います。[sing] [I] [a] [songs] [Tuesdays] [on] [in] [Thursdays]
冠詞の有無、前置詞を問う問題です。
- 日曜日に教会に行かないのですか?[a] [church] [on] [go] [for] [you] [to] [Sunday] [don’t]
冠詞の有無を問う問題です。
いかがでしたか?
私は正直、教会にaがつくのかどうかどうか迷いました。
調べたところ、建物そのものではなく、そこで行われる「事」を重視する場合は冠詞は必要ないようです。今回のchurchにおいては、「礼拝する」という事に焦点が置かれます。go to class(授業に出る)と同じ理屈です。
中一レベルなんてわかって当然と思っていると、意外と細かい部分が理解できていないと気づくことがあります。aやtheの冠詞の違いによって生まれる意味の違い、正しい前置詞の使い方など、英語を言語として深く理解するためには今一度基礎に戻る必要があります。
ではそんな基礎の復習に最適なサイトをご紹介したいと思います。登録も料金も一切不要なので気軽にご利用ください。
まずは最もおすすめのサイトから
中学英語を復習するにしても何から始めれば良いか迷うかもしれません。
そんなときは、WEBで公開されている教材の利用がおすすめです。いくつか見比べたところ、「eboard」と呼ぶサイトが使いやすいと感じました。詳しくはサイトをご覧いただきたいのですが、ここではその特徴だけ簡単にお伝えします。
- 中学1~3年分の英語が無料で学習できる
eboardはNPO法人が運営しており、学習教材が無料で利用できるのが嬉しい点です。アルファベットから関係代名詞まで、中学3年間で習う英語を体系的に復習することができます。
- 動画による解説
大きな魅力なのは各単元ごとの動画による解説があることです。やはりテキストだけよりも人による解説があった方が細部の説明まで行き届くため、こちらの理解も深くなります。
- 豊富な練習問題
練習問題が多く掲載されているのも正しく理解できているか確認するのに役立ちます。表示されている英語から選ぶ問題、また手入力する問題があります。PCでもスマホでもとても見やすく、使い勝手も大変良いです。
ぜひ活用してみてください。
eboardはこちら>【eboard】
より深い理解のために
最後にもう一つ中学英語が復習できるサイトをご紹介します。
中学英語は恐らく想像以上に重要です。私は以前から中学英語の大切さはわかっていたつもりだったのですが、全然足りていませんでした。
というのも、TOEICで満点を取る程でも中学1年レベルの英文が満足に書けない場合が少なくないようです。書けないとはつまり話せないことを意味しています。
隅々まで理解を深めるには、やはりより多くの練習問題に取り組んで理解度をチェックすることが有効です。
「中学校英語学習サイト」にも中学3年間分の学習内容が網羅されており、要点の解説と多くの練習問題が掲載されています。eboardと合わせて取り組めばさらなる基礎強化になるはずです。
中学校英語学習サイトはこちら>【中学校英語学習サイト】
中学英語ができれば大体のことは英語で伝えることができると言われます。にもかかわらず、相変わらず英語への需要が大きいのは、基礎が「わかっているつもり」の状態で高度な学習に取り組むからかもしれません。
今の英語レベルがどうであれ、今回を機にもう一度基礎に目を向けてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。