「英語の勉強、やる気出ない…」そんなときこそ取り組みたい学習法【思考力0でできます】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

今日もまたさぼってしまった・・・

そんな罪悪感を無くすために、どれだけやる気が出なくてもできる英語勉強法をご紹介します。その内容は、勉強法とは言うまでもないほど単純なことです。

しかし目的は他にあります。

例えば、疲れて動くことさえ面倒だと思っていたのに、何か作業を始めると意外にもはかどってしまった経験はありませんか?

人は少しでも行動を開始すると続けようとする習性があります。これを利用します。実施すること自体は単純でも、英語学習の起爆剤になる可能性は十分あります。

どうぞ最後までお楽しみください。

まずは「最もおすすめしたい」学習法

今回の本題ではないのですが、できればぜひ取り組んでいただきたい学習法からお伝えします。

先日「モチベーションの維持」をテーマにした記事を公開しました。

その中で英語を習慣化するために効果的な学習法をお伝えしたのですが、それが「音読」です。 

音読はあまりにも効果が多すぎて、なぜ音読を始めないのかと、何をどのように勉強していいか全くわからなかった当時の自分に伝えたいほどです。

  • 語彙力強化
  • スピーキング力効果
  • リスニング力効果

これらを筆頭に、音読の効果は想像以上です。

先日音読100回を試してその効果を検証してみました。よければご覧ください。

なのでぜひ、やる気が出ないときに淡々とできる学習法として、音読を取り入れてみてください。

ここからは、音読すらやりたくないときに少しでも行動を開始するためのもう一つの提案をします。

トレーニング前の準備運動をイメージしていただくとわかりやすい内容です。

思考力0で取り組める英語のトレーニング

学習法と言うよりもトレーニングと呼ぶ方がわかりやすいかもしれません。

やる気がなくても思考力0でできる英語のトレーニングはこちらです。

“Tongue Twisters”

つまり早口言葉です。

早口言葉と聞くと子供じみて感じられますがこれでも立派な英語のトレーニングです。日本人が苦手な発音やリズムも上達します。

調べたところ、アメリカでは特に子供の頃に早口言葉を練習させるそうですが、早口言葉は楽しいだけでなく、滑らかにスピーチできるための舌の筋肉が鍛えられるとのことです。

ピアノのレッスンでは曲に入る前に音階練習をします。音階練習によって指が鍛えられ、より早く力強く弾けるようになります。早口言葉もそれと同じだと感じました。

そして、最初にお伝えしたように、単純な行動が起爆剤となって学習へのスイッチが入れば最高です。

それでは早口言葉をご紹介します。取り組みやすいようにできる限り短いものを、レベル別で選びました。下に進む程難しくなります。

音声も合わせてご利用ください。

1. Ice Cream

“I scream, you scream, we all scream for ice cream!”

声に出してみると、screamからweへの切り替えが難しいと感じます。

2. I saw Susie

“I saw Susie sitting in a shoe shine shop.Where she sits, she shines and where she shines, she sits”

「S」と「SH」の発音を鍛えるかなりハードなトレーニングです。

3. Can you can a can

“Can you can a can as a canner can can a can?”

キャンキャン言っているとどのキャンなのか途中で混乱します。

ちなみに”Can a can”の意味は缶を缶詰にするです。

4. I have got a date

“I have got a date at a quarter to eight; I’ll see you at the gate, so don’t be late.”

ラップのようで言っていて楽しいです。音声はゆっくりですが、徐々に早していくとかなり難しくなります。

5. Betty Botter

” Betty bought some butter, but the butter Betty bought was bitter,
so Betty bought some better butter, and the better butter Betty bought was better than the bitter butter Betty bought before!”

5つの中で最も難易度の高い早口言葉です。発音が難しいのはもちろん、息切れしそうです。

☆Peter piper

” Peter Piper picked a peck of pickled peppers. A peck of pickled peppers Peter Piper picked. If Peter Piper picked a peck of pickled peppers, Where’s the peck of pickled peppers Peter Piper picked?”

最後は、英語の早口言葉では必ずと言っていいほど紹介される古典的な1本です。

ちなみにPeter piperは早口言葉であると共にアメリカの童謡でもあるそうです。

初動の1分が起爆剤になる

英語以外にも共通しますが、1分だけやってみようと何かを始めて時間通りに終わることはほとんどありません。「もう少し、もう少し」と、止めてしまうともったいないような気がして、そのまま流れに乗れることはよくあります。

今回は英語の早口言葉と、とても単純だからこそ考える前に行動に移せるトレーニングをご紹介しました。英語学習の準備運動を兼ねて取り組んでみてください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。