アメリカ留学であると便利な持ち物リスト【万が一の事態に備えて】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

満タンのスーツケース、ギター、10kgを超えるレコーディング機器。歩けない程の荷物を両手に抱えてアメリカへ向かいました。今から考えると「そんなのいる?」とも思いますが、ギターとレコーディング機器は実際に音楽の授業で活躍したので良かったです。

今回はアメリカ留学で「あればよかった!」と感じた持ち物を、私独自の視点でお伝えします。

基本的な持ち物は含めていません。どれもアメリカで生活を始めてから、あると便利だと感じた物ばかりです。

プラスアルファとして参考にしてみてください。

アメリカ生活であると便利な持ち物5選

それでは早速リストをご覧ください

1. 常備薬


胃薬や頭痛薬など、普段使用している薬は持っていく方が無難です。 

アメリカへ行くと生活が一変します。特に食事が大きく変わるため腹痛を起こすこともあるかもしれません。水道水には要注意です。

もちろん、現地にある薬局でも薬は手に入るのですが、見たこともない外国の薬は不安ですよね。 やはり日本の薬を一通り持っていくべきです。

常備薬として一般的な薬は次の通りです。その他にも、常用している薬があればリストに追加してください。

私の周りにいた同級生の女子の中ではヴァセリンが人気で、現地で巨大サイズを購入していました。どうやら乾燥がひどいらしく、肌にも唇にも使えるため重宝したそうです。

借りて使ってみましたが、刺激が強くて痛くなり私には合いませんでした。リップでも保湿クリームでも、自分に合ったものが必要です。

  • 解熱剤
  • 鎮痛薬
  • かぜ薬
  • 胃腸薬
  • 整腸薬
  • 下痢止め
  • 目薬

余談ですが、アメリカに渡ってから虫歯になるとかなり厄介です。放置しても治らないのに、高額すぎて治療ができないかもしれません。
今は大丈夫でも日本にいる間に歯科検診は一度受けておくことをおすすめします。

※調べたところ、オレゴン州にあるポートランド(偶然にも私の留学先でした)では、検査とレントゲンで$120~$200、詰め物の治療で$300~$700もかかるそうです。たった1本で日本にいたら想像できない程の治療費です。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください:アメリカで虫歯になったら、費用はいくらかかる?

2. コンタクトレンズは予備を


私もそうですが、コンタクトを使用している人は紛失した際に備えて予備を持っていくことをおすすめします。

現地でも買えるとは聞きますが、私の経験では実際にアメリカに行くとまず買える場所が曖昧だったし(私の留学先は田舎で、交通も不便でした)、英語が話せなかったので正しいものが買えるか不安でした。

メガネは持参したものの、やはりコンタクトになれていると不便に感じます。万が一に備えてぜひ予備を持参してください。

3.シャンプーとトリートメント


特に髪が長い方、馴染みのシャンプーとコンディショナーを持っていくと「あってよかった」と実感するかもしれません。

一方、持って行かなかった私の髪は見事にギッシギシになりました。どうやらアメリカの水が日本と違って硬水という点に原因があるらしく、とにかくパサパサになるので本当に困っていました。そんなときに日本のトリートメントだけでもあれば違っていたと思います。

その後、アメリカにも日本人の髪質に合ったシャンプーが見つかり、それ以降パサつきは解消されました。ただ、運良く見つかったことと、見つかるまでに時間を要したのでやはり当面使えるシャンプーとトリートメントはあった方が便利です。 

4. ヘアカラー


そんなのいるの?と思うかもしれませんが、ブリーチ等で髪を明るくしている人は日が立つ毎に段々根元が黒くなってくるので「髪染めたいなあ」と感じることもあると思います。

もちろん、近くにあるスーパーや薬局、美容室でもヘアカラーは購入できます。ですが、どこからかアメリカのヘアカラーを使うとハゲるという噂が流れていたのを覚えています。

そんなこと滅多にないとは思いますが、起こってしまってからでは遅いですよね。それでも私は$6.99位のヘアカラーを使い、運良く何も問題ありませんでした。

現地でも髪の毛をできるだけ綺麗な状態で保ちたい方は、ヘアカラーも持参すると良いですよ。

💡本当にハゲた人がいた

実は同じく留学した同級生で、悲惨にも本当に髪が抜けてしまった人がいました。

女の子なのですが、ウェーブのロングヘアーでちょうどつむじあたりの部分が円形脱毛症のようになってしまっていました。直径5cm程だったと思います。かなり範囲が広くとても気の毒でした。

原因は現地の美容室で使用したパーマ液です。おそらく日本人には薬剤が強すぎて皮膚がただれてしまったのだと思います。その後病院に行き脱毛の範囲を狭める処置を受けていました。

アメリカの美容室、なんて憧れを感じることもあるかもしれません。しかし、こんなまさかの事態が起きることも実際にはあるのです。現地の美容室を利用する際はぜひ誰かに相談して事前の情報収集をしてみてください。

そういえば、留学スタッフの中にアメリカに長年住んでいる日本人がいましたが、そのような人に尋ねるのがベストです。

5. 調味料一式。レトルトの味噌汁等


繊細さと旨味が欠けた肉の塊。塩コショウだけの味気ない魚。パサパサな米・・・。

それでも次第に慣れてしまうのですが、始めの内は食べ物が合わずに苦労する可能性が高いです。アメリカに行ってしばらくすると、昔ながらの肉じゃがや小さい頃に食べたカレーの味が恋しくなるはずです。

毎日の食事はとても大切です。今から思うと、そんなときに日本のレトルトの味噌汁でもあれば少しは良かったかなと感じます。腐りませんし、お湯で溶くだけなので簡単です。

確かに日本の製品はアメリカでも買おうと思えば買えます。私が行ったオレゴン州にはUWAJIMAYAと呼ぶ日本の食品や製品を幅広く扱う店があったのですが、アクセスが悪く滅多にいけないですし、行っても買う気が失せるような値段です。

また、寮で自炊ができる場合もあります。実際、私の周りでも寮のキッチンでカレーを作っている同級生がいたのを思い出しました。アメリカでは醤油一つから微妙に味が違います。調味料の基本である「さしすせそ」だけでも軽く持っていけばきっと役に立ちます。あと無添加のだしの素も。

留学を人生最高の経験に

以上、かなり偏った独自の視点になりましたが、実際にアメリカで生活し始めてわかった「あると便利な持ち物」をご紹介しました。

大したことないことでも、ちょっとした不便さでモチベーションが下がってしまうことがあります。留学の時間を余すことなく満喫するために、今回の記事がお役に立てば幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。