本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
勉強の継続と聞くと、
「目的を明確にした方がいい」
「強い意思を持つべきだ」
このような意見を目にするかもしれません。
しかし今回は、それ以外の方法で効果的に淡々と継続するための方法をお伝えしたいと思います。
英語は継続さえできれば必ず上達します。できる限り負担の少ない方法をご紹介しますので、ぜひ取り入れていただければ幸いです。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
積み上げている意識が大切
まずお伝えしたいのは、勉強した内容は確実に積み上がるという事実です。
例えば、毎日続けようと張り切って始めたのに3日で途切れてしまったとします。急な予定が入ることもありますし、計画通りに進めるのは難しいものです。そして、「やらなきゃ、やらなきゃ」と思っている内に気づけば1ヶ月経ってしまったという場合もあると思います。
しかし、勉強に取り組んだ3日分は間違いなく積み上がっています。日が経つ毎に記憶は減ってしまっても、全部が無駄になることはありません。3日で止めてしまったと考えるのではなく、3日分は積み上げたという意識の切り替えが大切です。
この意識を持ってまた1日の勉強を積み上げる、その数を増やしていく。費やした時間は必ず上達につながっていると自信が持てれば、勉強に対して積極的になれると思います。
記録をつける
それでは具体的な方法に入ります。勉強を継続するために真っ先におすすめしたいのは「記録」です。記録はシンプルながら勉強に対する意識付けにとても大きな効果があります。
記録する内容は最低限で大丈夫です。あまりに細かく記録して、それが負担になってしまったら意味がありません。
- 日付
- 学習時間
- 学習内容
- 今後の課題
まずはこのように基本的な項目だけ記録してみてください。私はiPhoneのメモ帳を活用しています。
記録をすると、上達に向けて日々積み上げている様子が目で見てわかるようになります。例えばiPhoneでメモをすると横にその数が表示されますので、しっかり取り組めているかどうか一目で把握できます。
また、日付を見ると勉強への動機付けになります。前回から日にちが空いているのを見ると、やらなくてはと良い意味でのプレッシャーになります。
記録は今すぐに始められます。ぜひ取り入れてみてください。
小さく始めて大きく伸ばす
勉強に限らず、何かを始める際にかなり役に立つと方法があります。それは「小さく始める」ことです。
勉強というと、30分や1時間などまとまった時間が必要なイメージがあるかもしれません。しかしそれだと、忙しかったり疲れていたりすると先送りにしてしまう可能性があります。
そんなときはできるだけ小さく始めてみてください。例えば、たった5分なら勉強も始めやすいのではないでしょうか。短い時間でも、単語、音読、リスニングなどできることは多くあります。
そして、一度勉強を始めてしまうと気づけば10分、20分と時間が過ぎていることも珍しくありません。1時間勉強しようと考えれば長く感じても、5分だけのつもりが1時間になったのであれば結果は同じでも心理的な負担は全く違います。
勉強に気が向かないときは、「とりあえず5分やろう」と行動へのハードルを下げてみてください。
毎日取り組み習慣化を狙う
ここまでお伝えした方法を使って、できれば毎日勉強に取り組んでみてください。1回1回積み上げていって勉強が習慣化すれば、より少ない努力で継続することができます。
忙しい方には隙間時間の活用がおすすめです。通勤途中や休憩時間、寝る前の時間など、英語に充てられるわずかな時間は探せば多く見つかります。たとえ5分程度でも、回数を重ねれば気づいた頃にはかなりの時間を勉強に費やしているはずです。
この後英語の勉強方法をいくつかご提案します。隙間時間でできるものばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
楽しさを重視した勉強法を取り入れる
友人と楽しく会話していたら英語が上達していた、目的が達成できるならこのような方法でも構いません。勉強と意識しないような楽しさを重視した勉強法を取り入れるのも、継続するコツです。
これまで様々な英語学習法をご紹介してきましたが、その中から3つおすすめを記載したいと思います。
1. 海外の友達を作る
英語の勉強は机に向かって知識を詰め込むイメージがありますが、海外の友人を作って会話する中で英語を学ぶ方法もあります。
目的が英会話の上達であれば、実践を取り入れた勉強はとても張り合いがあって楽しく取り組めます。
また、勉強を始めたばかりで英会話に自信がなくても大丈夫です。例えば、言語交換アプリHelloTalkで友達を作るなら、基本的にやりとりはチャットになります。辞書を引きながら会話できますし、アプリには翻訳機能もついていますので安心して始めることができます。
HelloTalkの始め方はこちらの記事を参考にしてください。
2. 耳で聞く洋書
楽しくリスニングを練習するならオーディブルと呼ぶ「耳で聞く洋書」がおすすめです。本の内容も楽しめて、英語の勉強にもなって一石二鳥です。
何よりも、音楽を聞くように移動中の時間が有効活用できる点がとても気に入っています。オーディブルのキャッチコピーで「耳は暇している」とありましたが、確かに勉強する場所を選ばないのは大変便利です。
洋書といってもレベルは様々ですので、簡単な内容から徐々に難度を上げていくことも可能です。オーディブルについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
3. ゲーム感覚で学習
今は多くの英語学習アプリがあります。アプリなら、勉強というよりもゲーム感覚で英語が学べます。こちらもまた場所を選ばずできるので、隙間時間の活用にぴったりです。
アプリといっても、中には膨大なコンテンツとリスニングやスピーキングまで強化できる機能が付いたものもあります。しっかり使い込めば、学習効果にも大きく期待できます。
これまで様々なアプリを試しましたが、英会話が目的ならおすすめの1本があります。効果的な使い方に関する記事もありますのでぜひ一度ご覧ください。
英語の勉強を継続するには明確な目標が必要だと言われます。確かに目標があった方がモチベーションも維持しやすいかもしれません。
しかし、少し工夫をすれば継続しやすい環境を作り出すことは十分可能です。今回お伝えした方法で使えそうなものがあれば、ぜひ取り入れていただければと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。