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「英語上達の秘訣は間違いを恐れず話すことだ」
と聞いて、はいそうですかと行動に移せるのは少数派です。
頭ではわかっていても、人前で間違えたくないばかりに積極的に英語が話せないという状況はよくあります。私がそうでした。
今回は英語の上達を妨げる要因3つをご紹介したいと思います。それと合わせて解決策もお伝えします。私自身が壁にぶつかり、乗り越た経験から学んだ解決策です。ぜひ活用していただければと思います。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
要因1:失敗を恐れる
英語の上達を妨げる最も大きな要因が「失敗を恐れること」です。
英語が話せるようになるまでには必ず失敗がつきまといます。むしろ、今後どれほど流暢になってもミスは必ずします。
だからこそ、特に学び始めの段階では失敗を恐れず少しでも多く英語で話すことが大切です。
とはいえ、やはり失敗は避けようしてしまうものです。私自身も、人前で英語を話して間違うのはとても恥ずしいと感じ、積極的に発言できなかったことを覚えています(留学中にもかかわらず)。
では、どうすればこの「失敗への恐怖」という感情を克服できるのか、解決策がこちらです。
解決策:失敗できる環境に身を置く
失敗をしても平気な環境に身を置く、これが一番です。環境を丸ごと変えてしまうのです。
例えば私の場合は、多くの日本人と一緒に英語の授業を受けていました。この環境だとどうしても人前で話すことは避けられず、英語の間違いに気付かれることが嫌で仕方ありませんでした。
そこで私は「個別トレーニング」に切り替えました。日本人が一切いない、先生と自分だけのマンツーマンレッスンです。
ネイティブでさえ英語を間違えます。日本人で、しかも初心者であれば間違えて当然です。
この「間違えて当然」と感じられる環境を利用して私はとことん間違えました。そして、失敗すればするほど英語力は伸びていきました。
もし現在、積極的に失敗できない環境にいるのであれば、思い切って変えてしまうことをおすすめします。
要因2:英語を使う機会がレッスン中のみ
これは意外と見落としがちな要因です。英会話レッスンに通っているとそれだけで満足してしまい、その他の時間は一切英語を使わないことはよくあるかもしれません。
1日の中でレッスンの時間というのはほんのわずかです。そのわずかな時間しか英語を使わないとなると、上達のスピードも遅くなってしまいます。
英語を使う機会をどのように増やせばいいのか、解決策をご覧ください。
解決策:英会話仲間を作る
レッスン回数を増やすことも一つ解決策です。しかし、時間や費用の問題で難しい場合もあるかもしれません。
そんなときには英会話仲間を作ることをおすすめします。
世界には英語が話せる人が多くいます。そのような人たちと会話できる関係が築ければ、より多く英語を使う機会を得ることができます。
今ではスマホのアプリで互いの言語を学び合う無料のサービスがあります。これを上手く利用すれば、空いた時間を使って英会話の練習ができます。
詳しくはこちらの記事をご参考ください。
私もこのサービスを使って毎日英語を使っています。基本的にはチャットで会話しますので、英語に慣れていない人でも安心して利用できます。
要因3:話す練習を一向にしない
こちらもよくありがちな上達を妨げる要因です。できる限り準備をしてからと思うあまり、一向に話す練習に踏み込めない状態です。
私たち日本人は学校で何年も英語の授業を受けます。それでも英会話を苦手とする人が多いのは、単純に話すトレーニングをしていないからです。
以前、高校3校を対象に英語力(主にスピーキング)の向上率を追跡した調査結果を見ました。この調査によりわかったのは、最も実力を伸ばした高校では英語の授業にディスカッションや作文など英語を使う時間が多く設けられていたことでした。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります。
では、英会話に対して前向きになるにはどうすればいいか、こちらの解決策をご覧ください。
解決策:複数の手段で会話する
まずお伝えしたいのは、思い切って話す練習に挑戦することの大切さです。
私も当初は全く英会話に自信がありませんでした。それでも、半ば無理矢理トレーニングを始めると日に日に上達するのがわかりました。
英会話は「相手に通じなかったらどうしよう、聞き取れなかったらどうしよう」と感じるのが普通です。そこで、会話する手段は他にもあると知っておくと、よりリラックスして練習できると思います。
例えば辞書を片手に会話する。わからない言葉があればその場で辞書を引けば会話もスムーズになります。
また、文字を使うのも有効です。特に相手の英語が聞き取れなかったとき「文字にしてくれない?」と書いてもらえば、より理解しやすくなります。
その他にも、英会話レッスンを受けるのであれば日本語が話せる先生を選ぶこともポイントです。
100%英語のレッスンが必ず優れているとは限りません。できる限り英語に挑戦しつつ、足りない部分は日本語で確実に学んでいく方法もとても効率的です。
具体的な解決策が成功の鍵
今回は英語の上達を妨げる要因3つをお伝えしました。
それぞれを見ると、勉強方法よりも精神面が主な要因であるとわかります。このような場合は実行に移せる具体的な解決策が有効です。
失敗が怖ければ失敗できる環境を見つける、英語を使う時間が少なければ仲間を作るなど、現状を変える方法は必ず見つかります。
ぜひ参考にしてみてください。