英語の「正しい勉強法」について考えてみませんか?失敗も含めた留学経験をお伝えします

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

もし、英語を学ぶためではなく英語が身についたからこそ留学するなら、その価値は比べものにならないと思います。私自身に置き換えて想像すると、ぞっとする程世界が広がっていたのではと感じます。

英語が話せなかったばかりに、出会いや人と過ごす時間など失った機会は多くありました。

しかしそんなことは可能だったのか?

今から考えると、

  • 英語を習得するという強い意思
  • 正しい勉強法

この2つがあれば不可能ではなかったと感じます。

まず強い意思に関しては、明確であればあるほど大きなモチベーションとなります。英語が話せるようになりたいといった漠然とした理由ではなく、「〇〇までに(期間)〇〇を~だけ勉強して(手段)英会話講師になりたい(目的)」と具体的な方が役に立ちます。

これは人によって異なりますし、都度修正しながら決めていくのも良いと思います。

ちなみに私が英語に対して本気になったのは、集中して勉強した結果少し自信が持てたこと、そしてもっと会話したいと思える友人と出会ったことでした。
やはり自分で学んだ英語で人と意思疎通ができるのは、学習意欲を一気に高めてくれます。

もう一つの正しい勉強法について。今回の記事ではこちらについて詳しく考えてみたいと思います。

「英語で話す」というゴールは同じでも、勉強法は人によって合う合わないがあります。当時の私は継続は苦手で、難しい内容も嫌で、早く結果が欲しい、そんな状況でした。

それでも効果が望める方法はあったのか。今回の記事が、現在進めている学習方法を見直すきっかけになれば幸いです。

真っ先に取り組むべきこと、しかし・・・


留学したばかりの私は、圧倒的に基礎が足りていませんでした。今でも覚えています。「あなたに~してほしい」を表す構文”I want you to~”さえ思いつかなかったのです。

ルームメイトは現地の大学生でしたが、そんな状態でできる会話は挨拶とYes, Noの相づち位しかありません。彼はとても人が良く、友人達との食事に誘ってくれましたが、私は一言も話せずそれっきりになってしまいました。

それに追い打ちをかけるように、留学先の授業では大学レベルの内容を英語で受けていました。最近になって、日本の英語が伸びないのはレベルに合っていない勉強するからだと知りましたが、当に私自身が経験済みでした。

だからこそ、真っ先に取り組むべきだったと強く思うのは「中学英語の復習」です。そんなこと当時は絶対に考えられなかったです。なぜなら、より難しい内容に取り組む方が実力がつくと思ったはずだからです。

しかし、英語習得の本質はどうも逆なようです。可能な限り下げたレベルの英語を完全に習得することこそ、後の英語力を大きく伸ばす素材になると学びました。

したがって、まずは音読を始めとした中学教科書の復習が自主学習の中心となります。今日まで英語学習に関する様々な書籍を読んできて、中学英語の復習の重要性は至るところで耳にしました。正しい勉強法の一つとして間違いないと思います。

一方で、それだけでは退屈してしまわなかっただろうか?とも正直感じます。音読はとても地味な作業です。継続を止めてしまえばそれまでなので、日々の学習にも何か変化が必要です。

文字による英会話は有益

文字(チャット)による英会話は自分でもとても良い選択だったと感じます。

理想としては、ある程度英会話に自信が持てるようになってから人と交流したいと思っていました。しかしそれではせっかくの出会いのチャンスも無駄になってしまいます。

そこで私が利用したのがチャットでした。チャットなら時間差を利用しながら生きた会話も楽しむことができます。辞書を片手に調べながら会話を続けることができるのです。

英語を上達させるには実践を取り入れる方が効果的です。ただその過程で失敗を避けることはできないため、どうしても痛みが伴います。チャットであれば、面と向かった会話よりもより気軽に英語を使う機会が手に入ります。

チャット相手は今すぐにでも見つかります。有料サービスもありますが無料でもあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

英会話レッスンならマンツーマン一択

自主学習に加えて英会話レッスンを取り入れるなら、グループではなくマンツーマンでないと「だめだと」確信しています。それは留学先での授業は当然ながら団体だったこと、それによって発言機会も少なく、また自信のなさから積極的に発言できなかったからこそ思います。

マンツーマンの良さは、

  • 自分専用のレッスン内容で進められる
  • 先生が自分の現状を把握してくれる
  • 英語で話す機会がグループレッスンに加えて圧倒的に多い
  • 失敗を気にせず発言できる

これらが挙げられます。

特に私にとっては「失敗を気にせず発言できる環境」のお陰で、それまでの恥ずかしさがウソのように、自信をもって失敗できました。ネイティブが相手ならこちらのレベルは低くて当たり前、失敗して当然、そう思えたとき心起きなく英語で話せたのです。

逆に、日本人を交えたグループレッスンの方が競争心で頑張れる人もいるかもしれません。重要なのは、自分が積極的に慣れる環境で学習することです。

今はネイティブからでも好きな時間にレッスンが受けられる環境も整っています。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

より幅広い会話ができるために

ドーナツの穴のような感覚

ある程度私が英会話に自信を持てるようになってから常に感じていました。

表現が難しいのですが、大体の会話は問題なく英語でできるのですが、話が具体的になるほどスピーキングもリスニングも力不足を感じたのです。会話で話せる内容も限られていました。

これに関しては私が物事に対する興味が薄かったのが一番の原因だと思っています。アメリカにいたときも、また日本で留学生を案内したときも、「英語で何を話そうか」といつもアンテナを張っていたらもっと充実した英会話ができたはずです。

英語が話せるようになりたい、と誰もが思いながら学習を始めるのですが、それと同時に英語で何を話すかについても意識することをおすすめします。

今回は「正しい勉強法」をテーマに、失敗を含めた私の経験をお伝えしました。一つでも参考になれば嬉しいです。
結局、自分に合った勉強法は考えるよりもいろいろ試す中で見つける方が良いと思います。そして、実際に取り組んだ全てのことは決して無駄にはなりません。

今後も引き続き「それぞれに最適なたった1つの勉強法」を届けるべく、日々情報を集めていきます。
記事を通じて、これなら続けられる、やってみたい、そう感じていただけたら幸いです。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。