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やる気はある、資金もある、時間だけが足りない。
今回はそんな社会人の方が最も効果的に英語の勉強を進めるための方法をお届けします。
英単語など必要な英語を学習するインプットと、学習した英語を使って実践するアウトプットに分けてお伝えしたいと思います。記事でお伝えする内容の中で、取り組みやすいものから始めてみてください。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
理想は英会話の時間を毎日つくること
まずは英会話を最短で習得するための理想的な環境からお伝えします。それは、毎日英語で話す時間をつくることです。
英語はスポーツや音楽と似ていて、反復練習すればするほど身体全体で覚えます。そのためには練習の頻度が大切になります。週一回よりも二回、二回よりも毎日の方がずっと早く上達します。
これはあくまでも理想です。一日中働いた後の余力で勉強するのですから、毎日というのは現実的に難しいものがあります。
それでも理想をお伝えしたのは、今後自分の上達度合いを振り返る際に「どれだけ頻繁に実践できているか」を知ることはとても大切だからです。
私は今中国語を勉強していますが、一向に話せるようになりません。理由はとてもわかりやすく、話す練習をしていないからです。原因がわかっているので、なぜ上達しないんだと悩むこともないですし、話す練習さえすればいいと思っています。
英語が得意な人なほど話す機会を多くもっているものです。これから英会話を始める方は「練習の頻度」を意識してみてください。
これが英会話を勉強する際の基本となる考え方です。それでは、まずはインプットから具体的な勉強方法をお伝えします。
インプットのポイント:基礎固めに徹する
基礎を徹底的に固める。
これこそ、英会話上達のための最も効果的な方法です。
英会話をこれから始めるにしても、他言語のように知識が全くない訳ではありません。中学生の頃に習った基礎から集中的に強化していくことがインプットのポイントです。
基礎の復習に最適な教材とは?
では、英語の基礎を復習するのに最適な教材ですが、代表例は教科書です。教科書そのものを手に入れてもいいですし、最近では中学3年分が1冊で復習できる書籍も書店に並んでいます。
私も先日中学の教科書を改めて購入しました。その中から1つ会話文をご紹介します。
I visited many places last year. I talked with many people. I posted many pictures on my blog. They show my life in Japan. Look. These are my favorite.
「NEW CROWN 1より引用」
これが中学1年生の後半で学習する内容です。A、B、Cのアルファベットから始めたはずが、わずか1年弱でとても幅広い内容が伝えられるようになると思いませんか?
そして中学3年生にもなると、2000語以上を使って、自分の職業や仕事に対する情熱を語ることができるようになります。
教材にはリスニング用音声が必要
教科書は基礎固めに最適な教材ですが、音声CDの値段が高いのが難点です。
英語のインプットでは、語彙やフレーズの学習に加えてネイティブの音声による「リスニング練習」も必要です。教材を選ぶ際は、
- 日常会話が主であること
- リスニング用の音声がついていること
この2点をご確認ください。
教材の中でも文法だけの解説では会話の練習ができませんので、
- 会話のやり取り
- 新たな単語・語彙
- 文法
- 応用表現
このような構成の教材が理想です。
また、スマホを持っている方であればアプリを活用する方法もあります。
私がこれまで英語学習アプリを数多く試した中で、最も日常英会話の勉強に役立つと感じたアプリは「スタディサプリENGLISH」です。
- 初級者~上級者まで対応
- 1680のレッスン数
- リスニングトレーニング機能
- スピーキングトレーニング機能
- 発音矯正機能
など、このアプリ1つあれば基礎固めから英会話の総合力が強化できますので、無料体験だけでもお試しになることをおすすめします。
スタディサプリENGLISHの公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】
このアプリに関しては、独自に作った勉強法も公開しています。効果的な学習のためにぜひご活用ください。
アウトプットのポイント:好きなときにできること
自分自身を振り返って「英語が話せるようになってきた!」と実感したのは、やはり英語を使う機会が増えた時期でした。
1ヶ月間、英会話の家庭教師に教わったことがあり、徹底的に話すトレーニングをしてくれたことでかなり実力が伸びたと感じました。
インプットした知識はすぐに使える環境があると理想的です。普段は仕事をしていると思いますので、空いた時間を英会話に充てて有効活用します。
例えば、オンライン英会話を利用するにしても予約なしでレッスンが受けられると便利です。2013年にアメリカでサービスを始めた「Cambly(キャンブリー)」は講師が全員ネイティブという珍しいオンライン英会話です。
オンライン英会話は通常、格安なレッスン料金でアジア圏の人にレッスンを受けるイメージが強いと思います。最近ではスクール大手各社もネイティブ講師を増やしつつありますが、キャンブリーは元々ネイティブ講師しかおらず、その数総勢6,500名超え(2018年3月時点)ですから比較になりません。
だからこそ、実現するのは「予約なしのネイティブレッスン」です。こちらのキャプチャ―をご覧ください。
たった今キャンブリーの講師選択画面を見てみました。緑色のランプがついているのは今まさに予約なしでレッスン受けられる講師たちです。
- 今ちょうど時間が空いた
- 今英会話に挑戦してみたい気分だ
そんなときにこれだけの講師が待っていてくれるのは、忙しい社会人には最適な環境なのではないでしょうか。
キャンブリーには日本語が話せるネイティブ講師もいますので、英会話が初めてでも安心です。ぜひ一度無料体験を試してみてください。
キャンブリーの公式サイトはこちら>【Cambly(キャンブリー)】
レッスンの予約や初心者向けの講師の見つけ方など、キャンブリーの使い方に関してはこちらの記事が参考になります。
英語力が飛躍的にアップした集中トレーニング
最後に、英語力が飛躍的にアップしたと感じた1ヶ月間のレッスン内容をお伝えします。
私は学生の頃アメリカのオレゴン州に留学しました。
「留学で本当に英語が話せるようになるのか?」
と半信半疑でしたが、その予感は的中し、受け身の授業ではいつまで経っても話す力も聞く力も上達しませんでした。
焦りを感じた私は2ヶ月の夏季休暇を利用しハワイへ行きました。実は留学先の大学には日本人が多くいて(日本から団体で行く留学プログラムでした)、楽しさからどうしても日本人とばかり過ごしていました。
これではいけないと1ヶ月間、日本人仲間の一切いないハワイで滞在することに決めました。そこで運良く英会話の家庭教師と出会い、なんとか英語力の底上げに成功したのです。それまでの半年をたった1ヶ月で取り戻した感覚でした。
恩人とも呼べる家庭教師のレッスン方針は「とにかく私に話させること」です。とはいえ、私はほとんど話せません。しかしそんなことは関係ありません。
先生からの質問、質問、質問の繰り返し。
テキストもない毎回1時間$23のレッスンは、とにかく先生の質問に英語で必至に答える時間でした。
なにがなんでも答えないといけないので、足りない英語力から絞り出すことを繰り返します。これが英会話力を高めるとても効果的なトレーニングになりました。
今後オンライン英会話などのスクールでレッスンを受ける際は、「自分が発話する時間がレッスン時間のほとんどを占めている」ことを意識してみてください。
ちなみに、ハワイでは家庭教師の前にグループレッスンにも参加しましたが、先生の講義が主の授業ではほとんど発話する機会もなく(自信がないのと、人前で発話するのが恥ずかしかったので)、私にとっては役に立ちませんでした。
スクールの先生は独自のスタイルでレッスンを提供します。自分により多くの話す機会を与えてくれるかどうかを先生選びのひとつの基準にすると、より学習効果の高い英会話のレッスンが受けられるはずです。
ぜひ参考にしてみてください。
英語学習に役立つ記事をご用意しています
リスニング力を効率よくアップさせるならこちらの記事が役に立ちます。
その他にも、英語学習に役立つ記事を多数用意しております。トップページよりぜひ一度ご覧ください。
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。