本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
今回はこれから英会話を勉強する方が「何から始めれば良いか?」をテーマに、具体的な勉強方法をお伝えしたいと思います。
- 英語を仕事に役立てたい
- 海外旅行も楽しみたい
- 長年延ばしてきた英会話をついに始めたい
このような方に役立つ内容になっています。
英会話の勉強をするなら当然最短距離で身につけたいと思うはずです。その点を意識しながら、効果的なノウハウをお届けします。
記事の最後ではおすすめの教材やスクールもご紹介しています。
どうぞ最後までお楽しみください。
英会話が上達するまでの道のり
まずはどのようにして英会話が上達するのか、その道のりからお伝えします。
勉強を進めていく上でもっとも辛いのは、自分の進んでいる道が正しいのかどうかわからないことです。
どの教材、どのサービスを利用するにしても、中心にあるのはこの考え方です。
1. 語彙や表現を覚える
上達までの道のり、最初のステージは語彙や表現を覚える段階です。単語帳、アプリ、ラジオ講座など使う教材は何でも大丈夫です。
ここで気をつけたいポイントが2つあります。
1つは、日常英会話で構成されている教材を選ぶことです。
教材によっては、歴史や文化など覚えても使うことのない英語が収録されているものがあります。
これから英会話を勉強するにおいて真っ先に必要なのは、自己紹介の仕方であったり、自分の趣味や好きなものごとであったりと、ごくごく身近な英語表現です。そのような内容で構成されているか意識してみてください。
2つめは選んだ教材の進め方です。語彙や表現は「本当に必要なものから覚える」ことが大切です。どんな語彙や表現が必要なのかについては、後ほど簡単なトレーニングをご紹介します。
日常英会話で必要な英語は限られてきます。例えば、Halloweenはおそらく年に一回しか使わないですし、Apple、Orangeは意外にも一生使うことがないかもしれません。たった今私自身も使ったことがないと気づきました。
- 元気?(How are you?)
- 今何しているの?(What are you doing?)
- 今日はどんな一日だった?(How was your day?)
このような日常会話で毎回使う英語こそ真っ先に覚えるべきです。1から全部覚えようとするのではなく必要なものから優先して学習する、これが最短で英会話を習得するには欠かせない考え方です。
2. 文章が作れるようになる
次は覚えた英語を使って自分で文章を作るステージです。
英単語やフレーズは、文章を作成しておくと会話に使えるだけでなく記憶も定着しやすくなります。単語を覚えたら、次の単語に行く前に一つ二つ例文を作る、これを習慣にしてみてください。
例文を作成する際のポイントは「会話で使いそうな内容を意識する」ことです。
社会人であれば”I’m a student.(私は学生です)”と例文を作るのではなく、”I work as a ~.(私は~として働いています)”と例文を作る方が使う機会が訪れた際に役立ちます。
- この単語を使ってどのように自分を伝えよう?
- この単語で相手に何を尋ねることができるだろう?
この2つを意識してみてください。
では、単語からどのように例文を作ればよいかですが、手本を真似ることがもっとも効率的です。
私がおすすめするのはオンライン辞典の活用です。
例えば、travel(旅行する)という単語を使って「私は来年ハワイに旅行したいです」という文章を作りたいとします。そのときは、例文検索を使って自分が伝えたい内容に近い例文を探します。
今回、「私は来年ハワイに旅行したいです」と検索した後、近い例文が見つからなかったので「旅行したい」と部分的に検索しました。
結果を見ると「私はカナダに旅行に行きたい」が使えるとわかります。カナダの部分を変えて”I want to travel to Hawaii.”とすれば完成です。
例文作成により新たな知識も増えます。今回の例文では以下の2つを学ぶことができました。
- ~したいは”want to”を使う
- ~にと場所を伝えるにはtravelの後に”to”を使う
オンライン辞典を活用した英文の作り方はこちらの記事で詳しくお伝えしています。どうぞご覧ください。
3. 会話で使えるようになる
語彙を覚えて文章を作ったら、それを英会話で使えるように練習します。これが3つめのステージです。
このときにぜひ取り入れていただきたいのが音読です。見て覚える、書いて覚えるよりも「声に出して覚える」ことが最も効果的です。
英語は会話で使うことを前提に勉強します。音読すれば、覚えるだけでなく話すトレーニングにもなり一石二鳥です。
むしろそれ以上です。声に出して練習するには、発音にも気を配る必要があります。手本の音声を聴いて真似をする、発音記号を見て理屈で理解しながら練習する。このように、音読に工夫を加えることで「伝わる英語」が身につきます。
さらに、正しく発音できることはリスニング力の強化にもなります。
「話せることは聴き取れる」
相手の英語が聴き取りやすくなるのは間違いありません。作った英文を音読するときには発音にも意識を向けてみてください。
発音記号の理解についてはこちらの記事が参考になります。
自分に必要な英語を見つける方法
上達への道のり最初のステージでお伝えした通り、「どんな英単語や英語表現が必要なのか?」についてその見つけ方をご紹介します。
もっとも簡単なのは、LINEやメールなど日頃自分が何を話しているのかを振り返ることです。
友人や家族、仕事の同僚などからどんな質問を受け、それに対して自分がどう答えているか。結局のところそれらが英語で言えればゴールです。日頃のやり取りを振り返るのは、必要な語彙や表現を把握するのにとても効果的です。
次は、仮に海外の人と英語で話すとして、受けた質問に対してどのように答えるのか実際に質問に回答して見つける方法です。
私が海外の人との会話を通じて受けた質問をいくつかご紹介します。自分ならどう答えるかイメージしてみてください。
- あなたの誕生日はいつですか?(When is your birthday?)
- 今日の調子はどうですか?(How are you today?)
- 日本のどこに住んでいますか?(Where in Japan do you live?)
- 最近どうしていましたか?(How have you been doing?)
- あなたの仕事は何ですか?(What’s your job?)
- 今日は仕事ですか?(Do you have work today?)
- 仕事は終わりましたか?(Did you finish your work today?)
- 旅行はどこに行ったことがありますか?(Where have you traveled to?)
- 行ってみたい国はありますか?(Which country do you want to visit?)
- 日本でおすすめの場所はありますか?(Where do you recommend to visit in Japan?)
その他、インターネットで検索すると日常会話で頻繁に聞かれる質問がたくさん見つかります。
一つ、IELTS(アイエルツ)と呼ぶ英語能力テストで出題されるスピーキングの質問と回答サンプルを掲載しているサイトを見つけましたのでご紹介します。参考にしてみてください。
👉【IELTS speaking questions with answers】
おすすめの教材やサービス
それでは、英会話を最短で上達させるバックアップをしてくれる教材やサービスをご紹介します。まずは取り組みやすいものから始めてみてください。
インプットとアウトプットに分けてお伝えします。
インプット用教材①:中学教科書
英語教材の王道はやはり中学教科書です。私も英語を一から教える際に使おうと中学生以来初めて購入しました。
中身を見るとやはり、英語の基礎として覚えるべき内容が過不足なく収録されています。単純に考えれば、中学1年から3年まで習う英文を全て暗記すれば日常得会話はマスターできるということです。
かつて「通訳の神様」と呼ばれた國広正雄氏も、中学の教科書を何度も何度も音読して基礎を身につけたと著書の中で仰っています。
多いときは一つの英文を500回音読したそうです。
教科書を購入する場合は、「教科書 地域名」と検索すると指定の書店一覧を見つけることができます。
インプット用教材②:英語学習アプリ
スマホを使っているなら英語学習アプリを活用するのもおすすめです。
英単語、文法、リスニングと英語学習アプリは溢れるほどありますが、私がおすすめするのは、収録内容が全て日常英会話、そしてリーディング、リスニング、スピーキングと、英会話上達に必要なトレーニングが実践できるアプリ「スタディサプリENGLISH」です。
スタディサプリENGLISHは、初心者レベル~上級者レベル別の膨大とも言える程のコンテンツを収録しています。240レッスンが7レベル分で合計1,680レッスンです。
それら全てが日常英会話と考えると、やはりこのアプリ1つで英語の基礎は固まります。まだ持っていない方は、無料体験をお試しになることを強くおすすめします。
詳しくはこちらの記事でご確認ください。
アウトプット用サービス①:英会話チャット
英会話は英語を使う頻度が多ければ多いほど上達します。とはいえ、なかなか機会が見つからないのが現状です。
英会話教室やオンライン英会話に通えばいいのかもしれませんが、勉強を始めたばかりでは参加する程の自信がないことの方が普通です。
そんなときに活用したいのが「英会話チャットサービス」です。
その名の通り、文字を使って英会話を練習する方法です。
これなら調べながら会話できるので「聴き取れなかったらどうしよう。話せなかったらどうしよう」と不安に感じることもありません。
将来海外の友人ができたとして、普段のやり取りは文字であることが多いです。そのときの練習にも最適です。
また普段忙しい方でも、チャットであればわずか数分さえも英会話の時間に変えることができます。
英会話チャットサービスで私の一番のおすすめは以下の記事でご紹介しています。上達するためには欠かせない「ある機能」が特徴なサービスです。
アウトプット用サービス②:オンライン英会話
やはり最終的には実際に英語を声に出して話す練習も必要です。
そこでもっとも手軽に機会を手に入れるのはオンライン英会話、なのですが今やオンライン英会話は乱立している状態でどこを選べばよいか迷うもしれません。
私がおすすめするのは「ネイティブ専門のオンライン英会話」です。これから英会話の勉強を始める方なら特に、本場ネイティブの先生をパートナーに迎えることおすすめします。
ネイティブといってもアメリカだけではなく、イギリスやオーストラリアも当てはまります。どの国の先生から学ぶかは必要に応じてまたは好みに応じて決めればいいと思います。例えば、仕事の取引先にイギリス人が多ければイギリス英語を学ぶ方がいいです。
ネイティブ専門というとレッスン料金が高いように感じますが、びっくりする程お得な料金でサービスを提供するオンライン英会話があります。サンフランシスコ発のオンライン英会話、講師は全員ネイティブ。詳しくはこちらの記事でご覧ください。
ぜひ今日から始めてみてください
今回の記事を通じて、「これから取り組んでみよう!」と感じた勉強法があればとても嬉しく思います
- 必要な英語を知る
- その英語を学習する
- 学習した英語を使う
この3つのステップをひたすら繰り返せば、必ず上達を実感できるはずです。
WORDS TO THE WORLDでは他にもたくさん英語学習に役立つ記事を公開しています。特に楽しく英語が学べるための記事に力を入れています。
ぜひ一度ご覧ください。