【実践】スタディサプリENGLISH「ビジネス英語コース」の効果を徹底検証

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきりがとうございます。

2019年7月29日、待望のスタディサプリENGLISH「ビジネス英語コース」が遂にリリースされました。

早速使い勝手や期待できる効果を検証しましたので、その結果を詳しくお伝えしたいと思います。

ぜひお役立てください。

【全トレーニング公開】アプリの効果を徹底検証&効果的な使い方

ビジネス英語コースは次の4つにレベル分けされています。

  • Lv.1:海外出張編 [目安:TOEIC400点程度]
  • Lv.2:PC事業部の危機編 [目安:TOEIC600点程度]
  • Lv.3:新商品開発編:[目安:TOEIC730点程度]
  • Lv.4:グローバル進出編:[目安:TOEIC860点程度]

各レベルには現時点で72レッスン(計288レッスン)収録されており、今後続々と追加される予定です。

どのレベルから取り組むか迷ったら、最も簡単なLv.1から始めることをおすすめします。このレベルには英語の基礎が詰まっており、基礎の習得は今後の上達を大きく左右するからです。

たとえTOEICの点数が高くても基礎が身についているとは限りません。以前【こちらの記事】でお伝えしましたが、意外にもTOEIC満点保有者が中一レベルの英作文も満足にできないことは珍しくないそうです。英作ができないとはつまり「話せない」ということです。

恐らく多く人が少し背伸びをしたレベルから始めると思います。だからこそ堅実に、基礎の基礎から改めて見直す価値があります。

それではトレーニング内容の解説に入ります。今回のビジネス英語コースでは全8種類あり、日常英会話編にはない新たなトレーニングが見どころです。

会話理解クイズ


会話文が正しく聞き取れているか確認するトレーニングです。

ビジネス英語コースでは音声速度を3段階に切り替えることが可能になりました。


また会話理解クイズは全て英語になるため、自然と英語に接する量が増えます。


そして、詳しい解説で理解を深めます。

単語・イディオムチェック


日常英会話編では会話理解と単語クイズはセットになっていたため、復習時に余計な時間がかかることもありました。

重要単語だけ強化したい、そんなときにはこのトレーニングで集中的に学習できます。


解説では各単語に例文が記載されているため、実践をイメージした学習ができます。

例文には音声もついています。


単語・イディオムチェックは設定変更により2種類の取り組み方があります。

設定画面を開くと、以下のように解答選択肢を非表示にすることができます。


非表示にすると次のようになります。


これによって瞬間的に単語の意味を思いつくためのトレーニングが可能になります。

実際に会話する状況では、正しい意味を選択肢から選ぶようなスピードでは対応できません。Justと耳にして「ちょうど」と瞬時に意味が取れる必要があるのです。そのための練習になります。

ディクテーション


リスニングトレーニングの定番「ディクテーション」です。

耳で聞いた英語を書き取ること自体に学習効果があるのはもちろんですが、その過程で何度も英語を聞くことこそリスニング力向上に繋がります。

会話文チェック


改めて会話の流れを復習するのに活用できるのが「会話文チェック」です。

リスニング練習になるのはもちろん、ぜひ音読用の教材としても活用してみてください。

また、解説によって重要語句の復習もできます。

シャドーイングトレーニング

ビジネス英語コースでは今回シャドーイングトレーニングが新たに登場しました。

英文音声を追いかける形で発話するシャドーイングには次の効果があるとされています。

  • リスニング力の向上
  • 正しい発音・リズム・イントネーションの習得

音声に後れないように発話するには、第一に英語が正しく聞き取れなければならないですし、リズムやスピード感も必要です。

動画による解説が付いていますので、初めてでも取り組みやすくなっています。

キーフレーズチェック 


個人的にはかなり価値のあるコンテンツだと感じたのがキーフレーズチェックです。

レッスン毎の重要フレーズにはMatthew Nisselius先生による動画講義が収録されています。ネイティブの先生による講義により、まるで英会話スクールに通っているように感じます。

さらに講義は全て英語です。より多くの英語に接することができてかなり豪華なのではないのでしょうか。日本語での解説文も付いているので英語が初めてでも安心です。

全ての講義は1分と負担も少なく、隙間時間が有効活用できます。

ちなみにMatthew Nisseliusさんはアメリカワイオミング州出身で、ベルリッツ・ジャパンでの講師就任を皮切りに19年に渡る英語指導経験があります。

講義を観ると、こちらが確実に理解できるようゆっくりとわかりやすい表現で解説してくれる点にかなり好感が持てました。

リード&ルックアップ


こちらも新たに登場したスピーキングトレーニングです。リード&ルックアップには次の効果が期待できます。

  • 文構造や単語の意味を理解
  • 英文を見なくても流暢に発話できるようになる

内容はシンプルで、まずは英文と和文をみて発話します。


そして今度は英文を見ずに発話します。


この時点で上手く発話できれば、その英語表現は実践でも同じ様に話せる可能性が高くなります。

そしてこちらが最終チェック画面です。


ここでは、手本の音声、1回目と2回目の発話を聴き比べることができます。

手本と1回目の聴き比べは発音チェックに最適です。手本の発音に近づくように何度も練習できます。

そして、1回目と2回目の録音を聞き比べることでどの英語が発話できなかったのかがはっきりします。

これは集中的にトレーニングができてとても効率が良いと感じました。漠然と「話せなかった」と結論づけるよりも、どの英語がなぜ話せなかったか理解した上で練習できるからです。

瞬間発話プラクティス


最終トレーニングは、レッスンで学んだフレーズを様々な場面で使う「瞬間発話プラクティス」です。

スピーキングの総仕上げとして、学んだフレーズの定着と実践力の向上を目指します。


トレーニングそのものも効果的ですが、解答例に続く解説にとても価値があると感じました。


例えば、相手の発言”Where are you from?”に対して出身地と、相手にも出身地を尋ねるというお題について”I’m from Tokyo, where are you from?”と応えたとします。

もちろんこれで正解です。しかし解説には次のようにあります。

相手に聞き返すときは、Where are you from?ではなくAnd you?を使って聞くのが自然です。

正しさだけでなく、状況に応じて自然な英語まで学ぶことができるのです。

まだまだ続きます!

スタディサプリENGLISH ビジネス英語コースに関する情報は今後も随時更新予定です。まだまだ効果を引き出す活用術を考案していきます。どうぞ楽しみにお待ちください。

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