本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
連日投稿している洋書に関する記事を読み、始めてみようと思われた方に便利なアプリをご紹介したいと思います。読書記録が付けられるアプリで、読み終えた洋書の単語数を自動的に計算してくれます。
前回の記事はこちらからどうぞ。
英語学習のために洋書を読むなら、積み上げた実績を目に見える形で残しておくと継続するモチベーションになります。また、多読に取り組む多くの人が行うように「何万語目指すぞ!」と目標を立てて読み進めると、数字を追っている内に英語力も身につきます。
そんな活用ができるアプリです。無料なのはもちろん、シンプルで使いやすいですのでぜひ一度手に取って見てください。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
読破した洋書が記録できる「多読管理アプリ」の使い方
早速、洋書を読むモチベーション維持に役立つ「多読管理アプリ」の使い方を順を追ってご紹介します。
アプリのダウンロードはこちらです>【App Store】/【Google Play】
1. アカウント作成
アプリを使うにはアカウント作成をする必要があります。ユーザー名とパスワードを設定するだけで完了です。
アプリを立ち上げたら、画面下部にある「新規登録はこちら」をタップしてください。
ログインIDとパスワードを設定し「登録する」をタップすれば完了です。
2. 書籍を検索して読書開始
次にこれから読む書籍を検索します。検索方法は次の4つです。
- 書籍名
- 著作者
- ISBNコード
- バーコード読み取り
ここでは書籍名で検索してみます。
私の英語学習を支えた作品「A Walk To Remember」と検索すると該当の書籍が見つかりました。
表示された書籍で良ければタップして次に進みます。
「読書中にする」をタップすると読書開始日に日付が登録されます。
ちなみに、この書籍の単語数は「48,705」です。読み終えると、この単語数が積み上がり記録として保存されます。
3. 読了後は既読へ変更&感想の入力
書籍を読み終えたら「既読にする」をタップしてください。
既読に変更するには感想を入力する必要があります。
例えばこの欄を、日常会話で使えそうな表現の覚書としても活用できます。
感想を送信すると読書終了日が入力され、表示が既読に変更されました。
なお、一度既読にした書籍を再び「未読・読書中」に戻すことはできません。
4. 読破レポートの確認
書籍一覧の右上にあるメニューボタンより単語数が確認できる「読破レポート」に移動できます。
この読破レポートに、読んだ総語数が積み上がっていきます。
使い方は以上です。
とてもシンプルで使いやすいですので、ぜひ多読記録にこのアプリをご活用ください。
アプリのダウンロードはこちらです>【App Store】/【Google Play】
最初に目標にすべき単語数は?
洋書の多読を調べると「100万語を目指す」といった目標が見つかると思います。もちろん多いに越したことはないのですが、最初から100万語だとゴールまで遠すぎるかもしれません。
A Walk To Rememerの単語数は48,705(250ページ程度)なので、目標を達成するには似たボリュームの本を20冊読破しなければなりません。
調べたところ、洋書が初めてなら3万語を目標にすると良いと感じました。達成しやすく、英語力の向上にも十分期待できます。
100万語を達成するまでのロードマップは「フミラボ」を運営するfummyさんがまとめてくれています。(但し、現在は20万語辺りとのことです)
サイトでは、3万語12万語と達成する過程でどのような効果が実感できたか、その体験記を読むことができます。やはり、続けた先に何が得られるか想像できると、ワクワクしながら取り組むことができます。
ちなみにfummyさんによると、3万語を突破して次の効果が実感できたそうです。
- 前置詞の意味が感覚的にわかるようになった
- 繰り返しでてくる英語が瞬間的に理解できるようになった
また、12万語を突破したときには「スピーキング力まで変化が及んだ」と述べています。
ぜひ参考にしてみてください。
繰り返しになりますが、英語力向上のために洋書を取り入れるなら最もやさしいレベルから始めることが必須条件です。自分に合わない本を選ぶと、読みにくいだけでなく英語もあまり上達しません。
詳しくはこちらの記事でどうぞご覧ください。
多読に関するこんなイベントもあるようです
最後に、多読について調べる中でとても興味深いイベントを見つけたのでお伝えしたいと思います。
新宿にあるNPO多言語多読では「ゼロから始める英語多読無料体験会」を定期的に開催し、参加者に多読のすばらしさと取り組み方を体験する機会を提供しています。
私が何よりも価値があるなと感じたのは、このようなイベントを通じて志高い英語学習者とのつながりが持てることです。一人で勉強していれば味気ないですが、仲間と励まし合いながら進めれば成長も必ず早くなると感じます。
NPO多言語多読が運営するサイトでは、多読の取り組み方やイベント情報が公開されているので、興味があればぜひ一度ご覧ください。機会があれば私もイベントに参加してみようと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。