「英語のスピーキングを上達させたい」あなたにこそ届けたい記事

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

スピーキングが上手くなりたい、でも何をどうすればいいのかわからない

英語が話せるようになりたいと思っても、何から始めたら良いかわからず立ち止まってしまうことがあります。

そんなときのために、今日からすぐにでも開始できるスピーキング上達のためのメソッドをお届けします。シンプルでも学習をしっかり支える方法もあれば、一人でも劇的な効果が期待できるトレーニング方法もご紹介しています。

ぜひ日々の英語学習に取り入れていただければと思います。

どうぞ最後までお楽しみください。

今日のスピーキング時間を「見える化」する

私はアメリカ留学中、一番欲しかったスピーキング力が一向についてこないととても悩んでいました。

そんな当時の自分に真っ先に伝えたいのは「記録をつけろ」ということです。今日は何時間、何分、何秒英語で話したのか。少なくとも話す機会を探しているのか。何から何まで記録をつけさせます。

想像するまでもないですが、スピーキングが上手くならないと嘆くわりに英語で話す時間は少ない、というどうしようもない状況だったに違いありません。理由を聞けば「まだ自信がない」、「もう少し一人で練習してから挑戦する」と答えたはずです。

しかし、英語が少しだけ話せるようになってきたと実感したのは、一念発起して拙い英語力でも必至に使い始めてからでした。

スピーキングはトレーニング量に比例して上達します。英語で話した総時間を確認するためにも、毎日記録を取ることはとても大切です。

話は変わりますが、私は留学をきっかけに最大で13kg太りました。13kgというと見た目はもちろん、健康に支障が出るほどです。今でも覚えていますが、少し動くだけで息切れしていました。

一度増えた体重は中々戻らず、その後8年位は同じような体重だっと思います。しかし、ある日始めた5回の腹筋を皮切りに16kg落とし、減り過ぎた筋肉を戻しながら適正体重を3年ほど維持できています。

その支えとなったのが当に記録です。

これは私のiPhoneのメモ帳にある食事の記録です。2017年8月9日に始めたこの記録は今日で613日目、ジムでのトレーニングに関しては2017年6月20日から192回分の記録が残っています。他にも中国語学習など、このような記録が20項目程あります。

この記録があるからこそ、体重の大幅な増減はなく自分の適性体重を保つことができています。

英語とは全く関係ない話でしたが、学習記録は現在の上達度と学習量を比較する際にとても役に立ちます。スピーキングが全然上達しないと闇雲に悩んでいたのが、「1日1時間も話してないじゃないか」と気づくきっかけになります。

「記録」というシンプルだからこそ案外実施してない人も多いと思います。もし記録をしていなかったのであれば、ぜひ今日から始めてみてください。

英語で話す環境を手に入れる

スピーキングを上達させるには、そのための環境が必要です。今では様々な選択肢がありますが、私自身の経験も交えながら3つの環境をご紹介します。

またこの後「たった一人でも最大限スピーキング力を高める方法」をお伝えします。自分に合った環境が見つかるまでは、ぜひこの方法を取り入れていただきたいと思います。

1. マンツーマンの英会話スクール

もし私が今、0から英語を始めるなら間違いなく1対1の英会話レッスンを選びます。事実、私がスピーキングの上達を実感したのは、留学先の授業ではなく、夏休みに滞在したハワイで出会った家庭教師の個人レッスンを受けてからです。

テキストも教室もなく、ワイキキビーチの近くにある公園で毎日2時間程のレッスンを受けました。レッスン内容はシンプルに、私がひたすら英語で話すだけです。これが最も効果のあるトレーニングで、英会話スクール選びは先生ではなく生徒主導のレッスンが受けられるかどうかがポイントです。

短期間で確実にスピーキング力をつけるなら対面式のマンツーマンレッスンがおすすめです。気軽にキャンセルできてしまうレッスンとは違い、わざわざ足を運び顔を合わせて受ける英会話レッスンは真剣度が違うからです。

私も過去に受けたことがありますが、マンツーマン英会話のGabaでは無料カウンセリングで自分だけの英語力上達プランを作成してもらえます。レッスンを受けるかは別にして、これだけでも今後の学習のために手にする価値があります。

Gabaの公式サイトはこちらです>【Gabaマンツーマン英会話】

2. オンライン英会話

より気軽に英語で話す機会を得るならオンライン英会話です。今はスマートフォンでもレッスンが受けられますので、場所を問わずスピーキング練習ができます。

私の先生はネイティブでも韓国人の方でした。アメリカで生まれ育ったとはいえ、やはりアジア人特有の発音だったと今でも覚えています。

もし、アメリカ英語またはイギリス英語に慣れておきたい場合は、その国籍の先生が多くいるオンライン英会話を選ぶことポイントです

例えばオンライン英会話Cambly(キャンブリー)は、先生全員がネイティブという他にない特徴を持ったスクールです。レッスンを受けたい先生の写真と自己紹介ビデオは事前に観られ、メッセージを交わすこともできます。

Camblyの公式サイトはこちらです>【Cambly(キャンブリー)】

Camblyについて詳しくは、こちらの記事が参考になります。

3. 言語交換アプリ

将来の友達作りも兼ねて学習するなら言語交換アプリがおすすめです。HelloTalkを使えば、無料で英会話仲間を見つけることができます。

HelloTalkでの出会いは英会話レッスンとは違いプライベートなものです。当然気の合う人と長く連絡を取り合うようになりますから、純粋な友人関係が築けます。仲良くなれば実際に会って話す機会もあるかもしれません。

ただ難点は、スムーズに会話相手が見つかるとは限らないことです。全てのユーザーが言語を学ぶ目的で利用しているため、いくら英語で話そうと伝えても相手の希望に合わなければ返事がこない場合もあります。

そこで積極的なアプローチが大事になるのですが、私が実際に使って得た効果的なノウハウはこちらの記事に全て記載しましたのでぜひお役立てください。

HelloTalkのアプリはこちらからダウンロードできます>【HelloTalk】

たった一人で最大限スピーキング力を高める方法

それでは、英語で話す環境が見つかるまで、たった一人でも実施できるスピーキング力を高める方法をお伝えします。これはもうメリットしかないトレーニング方法です。

私もレッスンのない時間はこのトレーニングを実践して次のレッスンに活かしていました。

実践する内容は簡単です。「ひたすら英語を声に出す」だけです。ただ、実践において大事なポイントがいくつかありますのでご説明します。

1. 題材は1つに限定する

このトレーニングは反復こそが肝心です。なので、使用する英語の題材はたった1つに限定します。

私は自分の好きな映画を1本用意しました。そして英語の字幕を見ながら暗唱するまで声に出して練習しました。

題材は何でもいいと思います。私は楽しさも欲しかったので映画を選びましたが、英会話の基礎をがっちり固めるなら中学の教科書が最適だと思います。

2. 意味を理解した上で実践する

当時私が選んだ映画には日本語字幕がついておらず意味を理解するのにとても苦労しました。

英語を声に出す際は、意味を理解した上で行う必要があります。そうすることで英語の音と意味がつながり、記憶に定着するからです。

ちなみに、このトレーニングはかつて通訳の神様と呼ばれた國弘正雄氏が「只管朗読」として提唱しています。國広氏は書籍「國弘流英語の話しかた」の中で、中学の教科書にある英文を全て、多いときには500回朗読したと述べています。

3. 発音の正確さも意識

声に出す英語は最終的に実践で使うことを想定しています。そのためには正しい発音の意識もポイントです。

私の場合は辞書で単語の発音記号を調べ、後は俳優の発音を真似して練習しました。やはり発音記号を確認し、頭で理解した上での練習が効果的だと実感しています。

以上がトレーニングで大切なポイントです。

このトレーニングは一人でできるにもかかわらず、以下のような多くのメリットがあります。

  • 語彙力の強化:実践で使える自然な英語が丸ごと身につきます
  • 話す力の強化:アナウンサーの発声練習のように、英語で話すための力が鍛えられます
  • 発音力の強化:発音を意識すれば、日本人訛りの英語が改善できます
  • リスニング力の強化:英語の音と意味をつなげる力が高まります

スピーキングだけでなくリスニング力まで鍛られるこのトレーニングは、取り組まないともったいないとも感じるほどです。

実践に向けた準備として、またレッスンの復習としてぜひ取り入れてみてください。

本日も、最後までお付き合いいただきありがとうございました。