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前回こちらの記事で英語のリスニング上達法を公開しました。
初心者に贈る|英語のリスニングを本気で上達させたい人だけが読む言葉
手元にある教材を使ってどのようにリスニング練習をすればいいのか。そして、リスニング力はどのように高まっていくのかについてお伝えしました。
今回は、実際に教材を使ってリスニング上達法の解説をします。つまり、実践編です。
ぜひ、一緒に取り組みながら読み進めてください。
リスニング上達法のあらすじ
前回お伝えした教材選びのポイントについて、改めてご説明します。
教材の用意
まずは、英語の音声が付いた教材が必要です。今手元あるもの何でも構いません。
ただし、「楽しい」と感じる内容の教材を選ぶのがポイントです。
教材選びの注意点
教材には英語・日本語両方の台本が付いていることを確認します。
日本語のみだと、音声の意味は分かっても英語で何と言っていたのか正確に知ることができなくなります。
今回の目的は「英語を正しく聞き取ること」です。そのためにも、英語の台本が必要です。
【実践】リスニング上達法3つのステップ
それではいよいよ、実践に入っていきましょう。
実践編では教材として「スタディサプリENGLISH」を使います。
私は何度もスタディサプリENGLISHを薦めていますが、その理由は「日常会話に役立つ英語が多数収録されている」の一点に尽きます。
とにかくレッスンを勧める毎に、使える英会話表現が身につくのです。そちらも合わせて見ていきましょう。
ステップ1:英語音声を台本なしで聞く
今回、全部で1680もあるレッスンの中から「スーパーでの買い物」を選びました。海外生活では最も身近なシーンです。
そしてこの記事は体感型に仕上げることで、実際に取り組みながらリスニング上達法を学びます。
ステップ1では、台本を見ずに耳を英語に慣れさせるトレーニングをします。次の音声をお聞きください。
※音量にご注意ください。英語の音声はリクルートマーケティングパートナーズが提供する「スタディサプリENGLISH 日常英会話コース」を使用しています。
このレッスンはわずか25秒で完了します。これも魅力の1つです。
ステップ1では「英語に慣れる」を目的に、同じ英語音声を何度も聞きます。そのときにあまりにも長いと、途中で飽きてしまうのです。
さて、音声を聞いていただけた方、感触はいかがでしたか。もし、聞き取れない英語があったならそれはラッキーです。新しい英語を学ぶチャンスです。
隅々の音まで拾えるように、繰り返し英語の音声を聞いてみてください。
これまで見たことのない英語が使われている場合は、何度聞いても意味が分からなくて当然です。「もうこれ以上聞き取れないな」と感じたところで次のステップに移ります。
次のステップでは、英語音声の意味を確認します。
💡リスニング効果を高めるために「ディクテーション」を行うのも有効です。紙とペンを用意し、聞き取った英語を書いていきます。ディクテーションは、リスニングにおいて自分が強化すべきポイント(語彙、発音、音の連結など)を把握するのにとても役立ちます。
ステップ2:台本で会話内容をチェック
そろそろ音声に飽きてきたところで、次のステップに移りましょう。
ステップ2では、台本を確認して会話内容をチェックします。
- 英単語
- 英語のフレーズ
- 発音
- リズムやアクセント
など、英語の聞き取りに必要な要素がこのステップで全て明らかになります。
では、先ほどの音声の会話内容をスクリプトでご覧ください。
🚺メアリ:Are all of these packages beef, Riku?
🚺メアリ:So many kinds!
🚹リク:Ye, yes, they are all beef.
🚺メアリ:Oh, look!
🚺メアリ:This small package is 1,200 yen!
🚺メアリ:Is it right?
🚹リク:Ye, yes, that’s right.
🚺エマ:The price of beef is very high in Japan.
🚺メアリ:I think so too, Emma.
🚺エマ:But it’s very yummy!
🚺エマ:I love Japanese Beef!
🚺メアリ:Me too!
🚺エマ:Oh, now, I’m hungry…
まずは英文だけ記載しました。聞き取れた英語、初めて聞いた単語、思いもよらなかった英語表現など、気づきが多く見つかると思います。
辞書を使って一つずつ調べていきましょう。辞書を使わず日本語訳のみの確認でもいいですが、意訳に注意してください。
スタディサプリENGLISHには、そのレッスンで学ぶ新しい英単語や、英語表現の詳しい解説が用意されています。そのため、辞書を引く手間が省けます。
では改めて、日本語訳つきの会話内容を記載します。ステップ2の仕上げにご活用ください。
🚺メアリ:Are all of these packages beef, Riku?
リク、これって全部、牛肉なの?🚺メアリ:So many kinds!
種類が豊富ね!🚹リク:Ye, yes, they are all beef.
う、うん。全部牛肉だね。🚺メアリ:Oh, look!
あ、見て!🚺メアリ:This small package is 1,200 yen!
この小さなパックが1,200円だって!🚺メアリ:Is it right?
これって合ってるの?🚹リク:Ye, yes, that’s right.
そ、そうだよ、合ってるよ。🚺エマ:The price of beef is very high in Japan.
日本では牛肉の値段がとても高いのね。🚺メアリ:I think so too, Emma.
エマ、私もそう思うわ。🚺エマ:But it’s very yummy!
でも、すっごく美味しいのよね。🚺エマ:I love Japanese Beef!
私、和牛大好きなの!🚺メアリ:Me too!
私も!🚺エマ:Oh, now, I’m hungry…
ああ、お腹好いてきちゃった・・・
ステップ3:改めて英語音声を聞く
英語リスニング上達法、最後のステップです。もう一度英語の音声を聞いてみてください。
聞き取れた英語は増えましたか?そうであれば今回のトレーニングは大成功です。
まだ聞き取れない箇所が合っても安心してください。そのときは、またステップ2に戻って復習するだけです。
ステップ2→ステップ3を繰り返して、全ての英語が聞き取れるようになれば完了です。
💡今回のトレーニングはリスニングだけに終わりません。台本を声に出せば、スピーキングの練習にもなります。
私が洋画を使ってこのトレーニングを実施したときは、気に入ったセリフや使えるなと感じた英語が見つかると、声に出して何度も真似していてました。暗記してしまうほどに練習すると、会話で使えるのはもちろん、10年経ってもそのセリフが記憶に残っています。
トレーニングから実践への挑戦
このように、リスニングのトレーニングを重ねて聞き取れるようになった英語は、単なるセリフの暗記に留まりません。
例えば、”Hey, nice to meet you! What’s your name?”とアメリカ人、イギリス人、その他様々な国の人から聞かれた場合、果たして聞き取れると思うでしょうか。
おそらく、ほとんどの人は聞き取れると思います。なぜなら、私たちは中学生の頃にそのフレーズを嫌というほど繰り返し練習したからです。
今回の「英語リスニング上達法」もそれと同じです。繰り返し聞き、意味を調べて聞き取れるようになった英語は、いずれどこかで似たような内容を耳にした際にも聞き取れるようになります。
そして、「あれ、今の英語の意味がわかった!」と実感したとき、英語の楽しさに気づくでしょう。今回のトレーニングは、その瞬間を体感するための準備です。
まずは無料トライアルから
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回のトレーニングに一役買ってくれた「スタディサプリENGLISH」はこちらから無料トライアルができます。
スタディサプリENGLISH公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】
- 初心者から上級者までを対象にした全7つのレベル
- あらゆるシーンで使う英語表現を収録した1680ものレッスン数
- リスニング効果を飛躍させるディクテーション機能、スピーキング練習機能。
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日常英会話を身につけるなら、1度は使っていただきたいアプリです。