本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
今回は、スタディサプリENGLISHを使った発音を上達させるためのノウハウをお届けしたいと思います。
このアプリには、レッスン毎に5つのトレーニングが用意されています。この中で発音練習というと「なりきりスピーキング」と呼ぶレッスンが該当します。登場キャラクターになりきりながら英語を声に出す練習をするメニューです。
もちろん、なりきりスピーキングをそのまま進めても十分効果はあります。しかし、それだけでで終わらないのがこのサイト、私のこれまでの経験に基づくテクニックを織り交ぜることで、同じアプリでもより効果的な使い方ができるのです。
読み進めていただければ、きっと新たな発見があると思います。
どうぞ、最後までお楽しみください。
まずは定番「なりきりスピーキング」で発音チェック
まずは、トレーニングの一つである「なりきりスピーキング」についている発音判定機能についてご説明します。発音練習においては、これがまずは定番です。
なりきりスピーキングとは、レッスンに登場するキャラクターのセリフを声に出して練習するトレーニングです。セリフの英語表現を身体で覚えることができます。
そして、先ほど触れた発音判定機能。これは、自分の発音が正しいかどうか、音声を検出して自動で判別する機能です。
例えば、発音に誤りがあると次のように表示されます。
OKが出るまで繰り返し練習するため、自然と発音も鍛えられます。
ちなみに、オレンジ色に反転している箇所をタップすると発音を詳しく解説した動画を見ることができます。
[æ]の発音など、日本人が苦手な発音の際に解説があります。合わせてご確認ください。ここで一つポイントをお伝えします。
スピーキングをする際は、ネイティブの発音を忠実に真似することが大切です。
- 単語の発音
- アクセント
- リズム
- テンポ
- 声の音程
- 感情
これら全てを事細かに再現します。ものまねのイメージです。ネイティブの発音に近づけるには、最初は真似から入るのが得策です。
例えば私は海外ドラマThe O.C.が好きで、DVDを全巻買った程です。ドラマに登場する人物はそれぞれ話し方が全く違います。
主人公はぼそぼそと低い声で話し、その友人は矢継ぎ早にペラペラ話す。主人公の彼女はアメリカ英語でまったり話すかと思えば、彼女の親友は甲高い声を出しながらものすごい早さで話します。
私は英語字幕を見ながら、彼らの話し方を真似て練習しました。「この人の英語かっこいいな」と感じる手本を見つけたら、ぜひ真似して発音してみてください。
「なりきりスピーキング」の一歩進んだ使い方
せっかくこのサイトを訪れていただいたのですから、ここからこそ読んでいただきたいと思います。
「なりきりスピーキング」の一歩進んだ使い方です。これにより、さらなる発音の上達が期待できます。
では、早速答えからお伝えします。
“録音機能”
なりきりスピーキングについているこの機能を活用するのです。
ご覧の通り、なりきりスピーキングでは自分の声が録音される仕様になっています。「あなたの発音」ボタンをタップすると、自分の発音を何度でも繰り返し聞くことができます。
これが非常に大切なトレーニングです。
自分の発音を録音して聞く。意外にも、そのトレーニングをしている人は少ないと思います。
録音した音声を聞くと、イメージとは少し違って聞こえるかもしれません。ときには「こんな声だっけ?」と戸惑ったり、恥ずかしく感じたりすることもあります。
そして自分の声を聞いたら、改めてネイティブの発音を聞きます。嫌でも違いが浮き彫りになる、そこがスタート地点です。
後はひたすらネイティブと自分の発音を聞き比べます。これが2つ目に重要なトレーニングです。
ネイティブと自分の発音はどこが違うのか、母音、子音、アクセント、リズム、RやLなど英語特有の音、音程、声質など思いつく限りの分析をします。
そして分析が終わったら再度、自分でも改めて発音を練習し録音します。録音し終えたらまたネイティブの発音と照らし合わせます。
これを繰り返すと確実にネイティブの発音に近づいていきます。シンプルに、ネイティブの発音のものまねができれば完成です。しかし、そこに至るまでには本当に細部に渡る発音の調整が必要です。長い目で見ながら取り組んでみてください。
スタディサプリENGLISHの公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】
さらなる発音の上達をめざして
発音の上達をめざすなら「発音記号」を理解しておくと便利です。
スタディサプリENGLISHの単語クイズでも発音記号が表示されています。
発音記号を理解すると、どんなに難しそうな単語が表れても正しく発音できるようになるので便利です。
それぞれの発音記号はWeblioなどのオンライン辞典で単語を引くと載っています。
では、単語の発音記号がわかったとしてどうやって発音するかについです。まずは、こちらのサイトにあるように発音記号の一覧と文章による発音方法の解説を見て理解します。
例えば発音記号[æ]は、「ア」と「エ」を重ねるつもりで「ア」と発音すると解説されています。この解説は人によって違いますが、自分がイメージしやすいものを選んで、こんな感じかなと声に出してみます。
そして、サイトでは実際にネイティブの音声も聞くことができますので、その音声を聞きながらやはり自分の発音と擦り合わせる練習をしていきます。
発音記号は全部覚えてもそれほど多くはありません。それに、毎回単語を調べる際に発音記号も一緒に確認する癖をつけておけば、自然と覚えてしまうはずです。
繰り返しますが、発音記号を理解するとどの単語でも正しく発音できるので大変便利です。
発音に関する記事はこちらにもあります
発音記号の解説を始め、発音について詳しく解説した記事はこちらにも用意してあります。お時間があれがぜひご覧になってください。
英語の発音練習には「スタディサプリENGLISH」を活用しょう
今回はスタディサプリENGLISHを活用した発音の上達方法についてお伝えしました。
確かに、トレーニングメニューの一つ「なりきりスピーキング」には発音の判定機能も付いていますし、そのまま使っていても十分な効果が望めるでしょう。
しかし、さらなる上達をめざすなら一歩進んだ使い方があるとご説明しました。それが録音機能の活用です。
一見何でもないように感じる機能ですが、私はこの機能はとても優れものだと思っています。また、自分が発音を練習してきたときも録音は欠かせない存在でした。当時はスマホもなかったですから、ボイスレコーダーとPCを使って聞き比べしていました。
ネイティブからは程遠い自分の発音に落ち込みながらも、録音を聞いてネイティブと聞き比べてと繰り返した結果、今では少しはましになったかなと感じてます。
スタディサプリENGLISHならボタン一つで録音も聞き比べもできます。だからこそ、録音機能はどうしてもお伝えしておきたかったのです。ぜひ参考にしてみてください。
今回、まだスタディサプリENGLISHを試したことがない方は、無料体験から始めてはいかがでしょうか。一度は手にしていただきたいアプリです。
スタディサプリENGLISHの公式サイトはこちら>【スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)】