本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。
YouTubeでこんな動画を見つけました。
画面右側の女性はキャシーという名前の台湾人で、
- 台湾語
- 中国語
- 日本語
- 英語
- ドイツ語
の5ヶ国語が話せるそうです。
英語だけでも大変なのにどうやってそんなに多くの言語を習得したのか?と気になって観ると、なるほどと唸らせる正当な学習法でした。特別なものは一切なく、誰でも取り組めば結果が得られる方法です。
そして、同時に上達を妨げる最大の要因にも改めて気づかされました。「だからいつまでたっても英語が話せないのか」と納得せざるを得ない要因です。
今回の記事が、英語力を一気に開花させるきっかけとなれば幸いです。
ぜひお役立てください。
5ヶ国語をマスターした学習法とは?
では、その女性がどのように言語をマスターしたのか、ここでは英語に特化してお伝えします。
先にお伝えしますが、聞けば何でもない普通の学習法です。しかし、だからこそ英語を習得するために大切なヒントがつまっています。
- 英語しか喋れない幼稚園に通った
以上です、と言っていいほどです。中国語を話すと注意される程の環境に、しかも幼稚園の頃からいれば余程のことがない限り英語は身につきます。
- 小学校も中国語と英語の各言語専用のビルがあった
そして小学校に上がっても英語を話す環境があったと言います。
学校の校舎はわざわざ中国語と英語にしっかり分けられており、英語の校舎に足を踏み入れた途端少しでも中国語を話せば罰として課題が与えられるほど厳しい場所だったようです。まるでその空間だけ別の国のようです。
ここで注目したいのは、幼稚園~小学校だけでも7年近く英語を学んでいる計算になるのですが、会話を中心とした授業である点です。
動画の中でリスニングの勉強法について聞かれた際、本人は「授業が全部英語なので自然と上達した」と言っています。読み書き中心の日本とは違い、これが英会話力の決め手です。
- 中級以上の英語力はどのように身につけたのか?
彼女は19歳時点でIELTSで8.0という高スコアを獲得したそうです。
8.0とは英検1級、TOEIC990点満点のさらに上のレベル、大学ランキング世界一位の英オックスフォード大学が入学に要求するスコアを余裕でクリアするイメージです。
そのレベルにまで到達するには小中の授業以外にも追加で努力が必要です。これについて、語彙力を高めるにテーマ毎など関連性を持たせて学習する、また歌などできる限り楽しい方法も取り入れたと語っていました。
ここまで読んでどのように感じたでしょうか?5ヶ国語をマスターした人でも、実際に行ったのはごくごく普通の学習法です。私は最初ど動画を観たとき「別に参考になるところはないかな」と感じました。
しかし、彼女が一番大事と放った一言は全ての言語学習において欠かせない本質でした。
彼女が「一番大事だ」と放った一言
「あと、ネイティブスピーカーと交流する」
言語を習得する上で一番大事だと彼女は言いました。
これを聞いてその重要性に改めて気づかされました。ネイティブとの会話自体ではありません。ネイティブと話すのが大事なのは当然です。
それよりも、英語を話す必要性を心から感じることが習得の決め手になると感じました。日本にいると英語を話す必要はほとんどありません。こんな状態では英語を学ぼうとモチベーションを保つのは難しくて当たり前です。その結果、いつまでたっても英語が話せるようにならないのです。
彼女がドイツ語を学んだきっかけは1年間の留学でした。現地に行き、ホームステイをし、「ドイツ語が話せないと困る」状況だったからこそ語学学校にも通いながら自主的に学ぶモチベーションが沸いたのです。
英語でも同じです。幼稚園、小学校と英語が強制された環境だったからこそ嫌でも自然と実力がついたのです。特別なことは一切ありません。
ですので私たちに置き換えると、仕事で言えば英語ができないとクビになるとか、外国人の恋人ができたなどの緊急性がないと本質的に習得するのは難しいと思います。
では海外に行くしかないのかというと、それも一つの方法ですが他にもあります。海外に行ったところで緊急性を感じなければ、何年何十年経っても英語は話せるようにはなりません。
誰かに強制でもされない限り、英語の必要性を心から感じるのは難しいと思います。しかし、環境ならいくらでも手に入ります。
例えば、オンライン英会話のレッスンをひたすら受けてみる。回数を重ねることで習慣化してしまうことが狙いです。
今ではネイティブスピーカーとでも低価格な料金で話せるサービスもありますので環境は整っています。
また、普段仕事で忙しくて英語に手がつけられないのであれば、この状態を打破するために最高のプログラムを最近発見しました。
平日または土日のたった2日間を使って徹底的に英語漬けになれるプログラムです。これはビジネスパーソンには強くおすすめしたいです。最初のスタートさえ切ってしまえば、そこから英語力を伸ばすのは難しくないからです。
公式サイトでは「2日間で英語が話せるようになる」と約束しています。その理由については、こちらの記事に詳しく解説しまいしたのでぜひご覧ください。
今から思えば、「必ず話せるようになる」と本気になったのは英語に対する危機感を感じたからでした。当然です。アメリカ留学したのに一向に英語力は上がらず、留学期間の半分が過ぎようとしていたのです。
このまま英語が話せない状態で日本に帰ればいい笑いもの、それだけは嫌でした。それまでは人前で英語を話して失敗したくない、などと考えていましたがそんなことを言っている場合ではありません。
とにかく英語で話す機会を探すに探して文字通り話しまくりました。その結果、中学高校で習った英語を駆使してコミュニ―ケーションが取れるようになったのです。
行ったのはとにかく話すことだけ、ノウハウも一切ありません。それだけでも突破口が見つかることもあります。
日本にいれば英語に必要性や危機感を感じるのは難しいです。それを理解した上で、まずは英語で話す環境を自ら作ってみてください。今回の記事がその大事なきっかけになれば幸いです。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。