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英会話に挑戦すれば「全然話せなかった」と苦い経験をするのは誰もが通る道です。そんなときに落ち込むだけ終えてしまうのか次に活かすのか、それによってその後は大きく変わります。
実践は大切です。しかし、話せない話せないと落ち込むばかりでは、毎回の英会話が苦痛になり最悪英語が嫌いになってしまう可能性もあります。そうなってしまったらおしまいです。
だからこそ、次のレッスンに活きる復習が何よりも重要となります。今回の記事では、英会話の復習において確認すべき大事なポイントをお伝えします。毎回のレッスンが確実に上達につながるよう、ご活用いただければと思います。
それでは、どうぞ最後までお楽しみください。
話せなかったこと自体は問題ではない
話せなかったこと自体は問題ではりません。これは何よりもお伝えしたいことです。
満足いくように英語で話せるようになるには、数えきれないほど「ああ、また上手く話せなかった」と感じる瞬間を経験します。
今でも鮮明に覚えていますが、私が一番悔しかったのはアメリカの友人と口論したときでした。向こうは言いたい放題で英語を浴びせてくるのに対して何も言い返せない。しかも、そんなときに限って相手の英語が一字一句理解できてしまうので、さらに悔しさが増しました。
しかしそんな経験が後の学習に拍車をかけたのも事実です。落ち込んだり悔しいと感じた経験は、使い方によっては大きなモチベーションとなります。
最初から話せないのは当たり前、そう考えるだけでも英会話に対する気持ちは軽くなります。何よりも大切なのは継続です。失敗は、むしろ上達するための材料を見つけるチャンスだと考えてみてください。
英会話レッスン後の復習3つのポイント
話せなかったといっても様々な理由が考えられます。最も代表的なのは次の3つではないでしょうか。
- 何を話せばいいかわからなかった
- 英語が思い浮かばなかった
- 頭で分かっていてもスムーズに話せなかった
今回の記事を通じて、話せなかった理由について一度振り返ってみてください。
何を話せばいいかわからなかった
まずは最も簡単に解決できるものからお伝えします。
何について話せばいいか話題が思つかなかった、英会話のフリートークではありがちな状況です。フリートークは好きな話題について話せる自由で楽しい時間なのですが、何でもいいと案外困ってしまうものです。
これはシンプルに事前に話すテーマを決めておくだけで解決できます。テーマを決める上で最も早いのは、先生についていろいろ質問してみることです。
多くの場合、プロフィールを見れば性格、経歴、趣味など細かく記載されています。例えば、旅行が趣味であればこれまで行った国のなかでオススメを聞いてみる、英会話の練習だけでなく海外旅行先の候補まで見つかります。
いずれにせよ、テーマを決める上でのポイントは自分が心から興味が持てる話題について話すことです。その方が英語が身につきやすいですし、何よりも楽しいです。
私の場合は音楽が好きなので、洋楽の歌詞の意味について聞いてみたり、自分で作った曲の歌詞を英語にするのを手伝ってもらったりしました。好きな話題であれば、同じレッスンでも充実度が違います。
また、仕事で必要など英語を学ぶ目的が明確であればそれをテーマにするのも有効です。プレゼンテーションの練習相手、資料の翻訳チェックなど喜んで強力してくれるはずです。
ビジネス英語が目的の場合は、先生側にも相応の経験がなくてはなりません。こちらについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。
英語が思い浮かばなかった
誰もが嫌と言う程経験します。伝えたい内容は頭の中にあるのに、それを英語にする方法が分からない状態です。語彙や文法、英語表現不足など原因は様々です。
この解決策として最も大切なのは英語で何を伝えたかったか覚えておくことです。そのためには、日本語でもいいので忘れないうちに書き留めておきます。箇条書きや一言だけでも、どんなテーマで何が言えなかったのか記録してみてください。
これを単に「話せなかった」とそのままにしてしまうと、時間が経つ毎に忘れてしまいます。記録さえしておけば、後でその内容を見て、調べながら自分なりに英語に直すことができます。それを次回、先生に自然な表現に添削してもらえば英語力向上にかなり効果があるはずです。
書き留めるタイミングはできるだけ早い方がいいのですが、会話が次々と流れるレッスン中にメモを取るのは難しいかもしません。そんなとき、あると大変便利な機能については記事の最後でご紹介したいと思います。
頭で分かっていてもスムーズに話せなかった
先ほどとは逆に、英語はわかっているのに声に出してみると上手く話せない場合もあります。舌が回らなかったり、声の大きさが調節しづらかったり、話してみて気づく課題は多くあります。
英語は楽器やスポーツのように、知識だけでなく技術的な要素もあります。英語でスムーズに話すためには、声に出すトレーニングがとても大切です。
英会話レッスンを続ければもちろん練習になるのですが、一人でもできます。音読を始めとした英語を読み上げるトレーニングは、取り組んだ分だけ上達が実感できるはずです。音読の効果や実施方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
また、先日発音を上達させる方法についてまとめた記事を公開しました。発声方法や子音への意識など、英語の発音はちょっとしたコツでずっと綺麗な響きになります。よければご覧ください。
英会話レッスンの質向上に欠かせないある機能
最後にオンライン英会話にあると大変便利な機能についてお伝えします。今利用しているオンライン英会話に、レッスンの録画機能があるかすぐに確認してみてください。
英会話レッスンは、英語で話す実践の場としてとても貴重です。回数を重ねる程多くの気づきが得られ、上達も実感できると思います。
これに復習の時間を加えれば学習効果はさらに大きくなります。先ほどお伝えしたように、英語で話せなかったと感じたときは、その内容を記録して復習することが重要です。しかし、これをレッスン中に行うのは難しいかもしれません。そんなときにレッスンの録画機能があれば、後から振り返る際に大変便利です。
例えば、ネイティブ講師だけのレッスンを提供しているCambly (キャンブリー)では、レッスン後に何度でも復習できるよう全てのレッスンが録画されます。先生がレッスン中に使用したノートも記録されるので、重要なポイントを聞き逃してしまうこともありません。録画されたビデオはダウンロードや削除など全て自分で管理できます。
キャンブリーについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
英会話は実践が大切です。しかしそれと同じ位自分の弱点を改善することも大切です。レッスンから確実に成果を手にするために、録画機能があるかどうかはオンライン英会話選びの基準になると思います。
今回の記事が日々の英語学習の効果を高めるきっかけになれば幸いです。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。