30代から始める英語学習の手引き【確実性と楽しさを重視】

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

「参考書を買うか、思い切って英会話スクールに通うか」

大人になってから英語を勉強しようと思ったとき、何から始めればいいか迷いますよね。

まずお伝えしたいのは、何に取り組んでも英語は上達します。「間違ったやり方で勉強しても何の効果もない」との意見もありますが、無駄ということは絶対にないというのが私の意見です。

ただ経験上、これから取り組めばもっと早く上達できたかなと感じるのも正直あります。今回の記事ではこの点をお伝えし、回り道をせずに英語を上達していただければと思います。

一歩ずつ確実に力がついていく、そんな内容に仕上げました。

ぜひ参考にしてください。

確実に上達するための英語学習の手引き

英語が話せるようになりたいなら、英会話スクールに通った方が手っ取り早いのではないかと思いますよね。

その通りです。実は中学で習った英語は意外と覚えているもので、使うようになると徐々に思い出せるようになります。

私は学生の頃アメリカ留学したのですが、何ヶ月経っても一向に話せるようになりませんでした。日本人と一緒のグループレッスンで、失敗を避けてあまり発言せずいつも受け身だったのですから当然です。

一方、マンツーマンレッスンを取り入れ、1回1時間以上、週に3日程度英語で話すようになると目に見えて上達するのがわかりました。「なんだ、思い切って英語で話せばよかっただけだ」と感じました。

ですので、英語が話したいなら英会話の時間を生活の中に組み込めばいいだけです。その割合が多ければ多いほど上達も早くなります。

これを踏まえた上で、しかし、もっと「効率的に」「確実に」英語を身につける方法があります。

溜めて一気に爆発させるのが英語学習のコツ

少しずつ英語が話せるようになってきたとき、あることに気づきました。「これって中学で習った英語が上手く使えるようになってきただけだ」と感じたのです。

  • 世界中の人と英語で交流したい
  • 海外旅行をもっと楽しみたい

このように、日常会話レベルであれば中学英語で十分です。

中学英語とはつまり基礎です。基礎をしっかり固めてから英会話に入るのが最も確実で効率的です。

今から思うと留学先で受けていた全部英語の授業は内容が難しすぎました。TOEIC400点レベルなのに、歴史や政治などについて英語で説明されてもわかるはずがありません。

皆英語が話せるようになりたくて留学します。それなら、もっとレベルを下げた基礎の基礎から改めて取り組むべきです

では、何から始めるかについてですが至ってシンプルです。

1. 現在のレベルを把握する

まずは今の自分の基礎力を確かめておきます。これに関しては英作文.netと呼ぶサイトが便利です。中学1年~3年まで順に英作文の試験を受けることができ、自分に必要な文法力が把握できます。

英作文とは英語で話す力に直結しますので確かめておく価値があります。試験は1日1回なら無料で、合格すれば当日中に次のレベルの試験も受験できます。

ちなみに、TOEIC990点保持者でも中1レベルの試験に合格できないことが少なくないようです。ぜひご活用ください。

サイトはこちらです>【英作文.net】

2. 基礎を徹底的に復習する

自分のレベルを把握したら、後は徹底的に基礎を復習するだけです。シンプルに、中学3年間分の内容が全て理解できれば完了です。私は教科書を購入しましたが、基礎さえ復習できればどんな教材でも大丈夫です。

参考までに、NPO法人eboardは以下のサイトで中学で学習する全教科のオンライン教材を無料で提供しています。合わせてご活用ください。

サイトはこちらです>【eboard】

また、中学で習う英単語2,400語が収録された無料アプリもあります。こちらはオンライン英会話レアジョブが提供しているアプリです。

一つ、英単語を効果的に覚えるポイントですが、英単語は単語帳のように単体で覚えるよりも文の流れの中で覚えた方が使う場面がイメージできますので実践にも役立ちます。

その意味では、主に会話形式で学習する「中学教科書」やストーリーと共に単語を覚える「速読英単語」がおすすめです。

英会話はモチベーション維持に利用

中学レベルの単語と文法を完全に理解して実践するだけで、一般的に言われる「英語がペラペラ」な上達に到達できます。ほとんどの内容は英語で伝えられますし、聞き取れる割合も大きくなります。

そう考えると、取り組むことは以外と多くないと思いませんか?

中学英語は既に学習済みですので、0から全てやり直すわけではありません。この進め方で、もし高校3年生まで復習できたらかなりの英語力で会話ができるようになるとはっきりイメージできると思います。

英語は「基礎の徹底復習→実践」の流れで確実に上達します。ですので、基本的には基礎が終わった後で英会話に移るのですが、並行してレッスンを受けるのもモチベーション維持に役立ちます。

自主学習だけだとどうしても張り合いが感じづらいのですが、レッスンを通じて「英語で話せる」と上達を実感しながら進めればもっと楽しく学習が進められると思います。

また、新たな課題も見つかりますので学習の効率も高まります。

私は留学当時、英語が全く話せないのに「やるしかない」と個別レッスンを申し込みましたが、今では日本語が通じるネイティブの先生も大勢います。いざとなれば日本語で質問できる環境でリラックスしながら、確実に会話力を身につけることができます。

以下の記事ではネイティブのマンツーマンレッスンが2,000円台から受けられるオンライン英会話をご紹介しています。

継続できる方法で

今回お伝えした方法で学習を継続すれば必ず上達が実感できます。後は、その「継続」できるかどうかにかかっています。

自分でこつこつ取り組めばそれに越したことはありませんし、さっさと数ヶ月で上達させてしまいたいならライザップトライズのように専属トレーナーをつけるという手もあります

とにかく、一般的に英語が話せる状態とは中学英語の習得にかかっています。自分に合うできるかぎり負担の少ない方法でぜひ続けてみてください。

当サイトでは英語学習のノウハウを多数公開しています。そちらも合わせてお役立てください。

本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。