山梨県の高校に導入「TerraTalk」はビジネスにも最適な英会話アプリ

本日もWORDS TO THE WORLDへお越しいただきありがとうございます。

英語に関する次のニュースが入ってきました。

 ジョイズは6月19日、山梨県立都留興譲館高等学校に同社の英会話学習アプリ「TerraTalk」が導入されたと発表した。
              (中略)
都留興譲館高校は、英語によるワークショップを実施したり、地域の大学と連携して留学生による英会話の授業を開講するなど、グローバル人材の育成に力を入れてきた。しかし、生徒と留学生が交流できる時間は限られてるため、生徒の実践的な英語のアウトプットの機会をより増やすことを目的にTerraTalkの導入に至ったという。

CNET Japan

TerraTalk(テラトーク)はAI(人工知能)を採用したことで、一人でも英会話の練習ができるアプリです。

先のニュースのように教育機関が導入するほどですから、信頼できるアプリに違いありません。学校・法人向けプランの導入数は、なんと200機関を超えているようです。

今回はTerraTalkのダウンロード方法から使い方、そしてコンテンツ内容と一気にお伝えしたいと思います。

実はビジネス英語にも役立つTerraTalk、その魅力をどうぞご覧ください。

TerraTalkとは?使い方の概要を簡単に説明

こちらの1分半の動画をご覧いただくと、TerraTalkがどのようなアプリか一発でわかります。(※音量にご注意ください)

正直、「かなり期待できるんじゃないか?」とこの時点で既に感じています。

詳細は確認する必要がありますが、学習の流れは以下のようなイメージです。

  1. シチュエーションを選択する(空港など)
  2. これからどのような質問がされるかの説明がされる(リスニング練習になる)
  3. 英語で質問される(空港の場合はチェックインカウンターでの会話など「例:本日はどちらまでですか?」)
  4. 英語で答える(「例:バンコクまで行きたいです」)

実際に英語が使われる場面を想定した理想的な流れだと思いませんか。

早速、アプリの中身を見てみましょう。

とその前に、料金プランはどのようになっているのでしょうか。先に確認したいと思います。

TerraTalkの料金

個人利用は、一番左の青い部分ですね。

月々1,950円(税込)とありますが、30日間は全ての機能(スタンダードプラン)を無料で試すことができます。

どのアプリでも「まずは使ってみたい」と感じるのは当然ですよね。支払いが完了してからでないと中身が確認できないというのは、とても不安です。

では、早速ダウンロードしてみます。


Google Play で手に入れよう
AppStoreで入手

TerraTalkの開始まで:2つの登録ステップ

ダウンロードが完了しましたので、早速中身を見てみましょう。

アプリを利用するには、先に登録が必要なようです。

ステップ1:メールアドレスとパスワードの設定

「登録する」をタップします。

こちらの画面でメールアドレスとパスワードを設定します。

登録完了後、すぐに次の自動メールが届きますので、URLをクリックして確認完了です。

ステップ2:アンケートに回答

次に簡単なアンケートに答えます。

アンケートではTOEICなどのスコア、任意で性別・生年月日・TerraTalkの使用目的を回答します。

なお、入力したスコアによって自分のレベルに沿ったコースをアプリが選んでくれます。

こちらは後で変更することも可能です。

TerraTalkスタート!使用感をレビュー

5分足らずで登録は完了、遂にアプリの中身確認です。

初期の段階では3つのコースが用意されているようです。

まずは「自己紹介」から始めてみましょう。

「このコースを受講する」をタップします。

冒頭では、You are meeting a new friend…と状況の説明文が表示されます。そして、その下に英語で答える内容として適切な選択肢が3つ提示されます。

では、リスニングから始めたいと思います。

レッスン1:リスニング

リスニングでは、自分の担当パート(右下の女性)の英語音声を聞き取り、下のグレーのボックスで囲まれている英語を選択します。

「I’m Saki.」と音声が流れましたので、下のボックスから順番通りに選びます。

ですが、試しに間違った順番を選んでどうなるか見てしょう。

赤く×がついて先に進めないようです。

文章が長い場合、英語を聞き取るために何度も聞く必要があるかもしれません。繰り返し聞けば聞くほどリスニング力の強化に期待できます。

では、次のレッスン「ドリル」に移りたいと思います。

レッスン2:ドリル

ドリルでは、英単語の音声を聞いた後に適切な回答を下の4つから選びます。

しかし、用意されているのはそれだけではないようです。

新しいですね。表示された英単語と「類義語ではない」選択肢を選びます。今回は、bombが正解です。

まだまだ終わりません。

英単語を発音をする設問まであります。

ちなみに、こちらは採点が厳しいようです。かなり正確に発音しないと正解になりません。

ただ、何度も発音しなくてはいけないのは練習という点ではとても良いことです。

以上、レッスン2のドリルについてご紹介しました。

単純に正しい英単語を選ぶ設問だけだと飽きてしまうかもしれません。

しかし、そこに類義語や発音の設問が加わって変化が生まれることで、継続して続けられる効果があります。

それではレッスン3、TerraTalkの技術が詰まったAIによる会話レッスンを見てみましょう。

レッスン3:会話レッスン

今回の自己紹介だと、まずアプリの「Hi」という音声から始まります。回答するにはオレンジ色のマイクをタップして適切な回答を発音します。

正しい回答は記憶していることがベストですが、回答内容は画面の上部に表示されているので、練習の間はそれを見ながらでもいいでしょう。

また試したところ、あまりにも飛躍した回答ではない限り、アプリも正しいと認識できるようです。

例えば、It’s so nice to see youと回答しなければならないところを、It’s so great to meet youにしても正解として判断されます。

基本の型を覚えた後は少しずつ変化を加えてみるといった使い方もできそうです。

TerraTalkはビジネスにも役立つのか?

ここからは、TerraTalkが日常英会話だけではなくビジネスにも役立つのか?について検証したいと思います。

アプリの紹介画面では「職業・試験別の豊富なコース」が用意されていると記載されています。本当に役に立つのか確かめてみましょう。

アプリを起動後、最初の画面にある「コース追加」をタップします。

コース選択画面に移りました。こちらでは、学校・試験、旅行、日常会話、ビジネスなどさまざまな種類の英会話を学習することができます。

では、ビジネスコースを見てみましょう。

初級・中級・上級とある内、初級のコースだけでも15種類はあります。

一番上の「初級ビジネス英語 Part01」を選んでみます。こちらでは、ビジネスの現場にふさわしい英会話を学ぶことができます。

練習の形式は先ほどと同じでも、文章はより長く、また使われている英語表現もビジネス現場でそのまま使えそうなものばかりです。

TerraTalkは日常会話だけでなくビジネスに適したものまで膨大な量の英語表現が収録されています。

その英語を題材に「リスニング・ドリル・会話」の3つのレッスンに取り組めば、その英語が「知っている」から「使える」に変わります。

また、ビジネスコースは様々な職種別に分かれています。

  • 営業
  • ショップ店員
  • 銀行窓口の仕事
  • 駅構内係員
  • 看護師
  • ソフトウェア・エンジニア
  • カスタマーサポート
  • Aibnbホスト
  • 美容師

これらはほんの一例ですが、近年英語が必要とされる職種も増えてきました。そんなときにTerraTalkがあれば、職種毎に必要な英語を学ぶことができます。

求められる英単語や英語表現のというのは、仕事の内容によってある程度型が決まっているものです。

英会話の教材を1~10まで覚えるよりも、必要なものを抜粋して学習する方が効率的といえるでしょう。

無料版・有料版の違い

TerraTalkは、利用を開始すると自動的に全ての機能が使える30日のお試し期間に入ります。

この間に有料会員に登録をしなければ、期間終了後に無料版への移行となります。

では、無料版になるとどのような機能が使えなくなるのでしょうか。次の画面をご覧ください。

こちらによると、次の2つの機能が使えなくなるようです。

  • スピーキングレッスン
  • 弱点克服ドリル

TerraTalkはもともと英会話学習アプリですので、「スピーキングレッスン」が使えなくなるのは痛いですね。

ただ、1ヶ月は使い放題のため、できる限りアプリを利用して役に立つと感じれば、有料版への移行を検討すれば良いと思います。

英語学習アプリの中には、無料期間が7日間と短いものもある中、1ヶ月も使えるのはそれだけコンテンツに自信がある表われと考えられます。

まとめ

教育機関が導入するだけあり、TerraTalkは大変充実したコンテンツが収録されているアプリだとわかりました。

また用意されているコースも、学校・試験、日常会話、ビジネスとジャンル毎に分かれているため、使う人のニーズに合わせた活用方法が選択できます。

これまでは、英会話の練習は誰か人間に相手をしてもらう必要がありました。もちろん、教本を使って会話のイメージトレーニングはできますが、一人では張り合いが感じられません。

そこで、AIを使ったアプリがあれば、英会話の疑似体験や発音練習もできます。

このようなトレーニングを重ねて実践に臨めば、相乗効果でより早く、効率的に英語力を高めることができるでしょう。

英語学習の1つの手段として、今回の記事が参考になれば幸いです。

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